市政の動き−議会報告
【14.06.14】《6月市議会》東小学校の通学路・・危険な踏切の改善急げ。
「歩くスペースを確保する」日本共産党の質問に答弁。
牛田町東向山の名鉄踏切は歩車道の区別がない上、朝は交通量も多く、歩行者や自転車にはとても危険です。今年4月から線路北側から東小学校の1年生2人が通学、安全対策は急務です。東小学校からも要望書が市へ提出されました。6月議会で、日本共産党は踏切道の改良を提案。市は名鉄と協議し、歩くスペースを確保すると答弁しました。
えっ!現在歩いている所は名鉄の軌道敷。
写真①は、踏切を渡って通学する小学1年生2人。一般通行人もすれ違う。踏切道に引かれた白い線(外側線)の中は車が通り歩けません。「子どもが歩いている所は市道ですか」との質問に、「市道でなく、線路の中の軌道敷です」と市は答弁しました。市道は白線の内側だけとのこと、子どもたちは毎日、「軌道敷を歩いている」ということです。
内側60cm〜110cmの幅で白線を追加。
日本共産党の「安心して歩ける踏切道を」との提案に、市は名鉄と協議したのち、「今の外側線の内側に、もう一本、白線を引くのでそこを歩くように改善する」と答弁しました。新規の線は「北側60cm〜南側約1m10cmの見込み」(写真②)とのこと。正規の歩道とは言い難いものですが、踏切改良には5〜6年の期間と1億円強が必要になり、即効性を求めるにはこの方法しかないと説明。また、踏切前に誘導線を引くなどのさらなる安全対策もされる予定です。
東小、通学路変更による安全対策も進む。
東小学校のすぐ東にスーパーマーケット(マルス)があります。従来の通学路はマルス北側に接した歩道が指定されていました。しかし、そこはトラックヤードがあり、荷物を運びこむトラックの出入りがおおいため、今年度より反対側の歩道に変更しました。ところが、今度は団地9丁目の一方通行出入り口の道路を横断することになり、スクールガードのみなさんから「ここも朝は急いで車が出てくるし危険。横断歩道などがほしい」と声が寄せられました。
日本共産党がさっそく市へ要望。市は現地調査のうえ、横断歩道ではありませんが、歩行者横断のための「誘導線」を引いて対応しました。