市政の動き−議会報告

【14.06.26】《三河知立駅》駅移設の影響調査が報告される。移設地区のまちづくり基本構想も。

 現三河知立駅利用者は1日700人台、新駅利用者は1600人と予測。

 市は6月17日開催の知立駅周辺整備特別委員会で、鉄道高架事業における三河知立駅移設に関わる影響調査及び駅移設地区のまちづくり基本構想について報告しました。市は巨額な鉄道高架事業費の削減のために駅移設を検討。今回の報告は、駅移設における事業費の削減額が2000万円に留まったことから、「移設地区のまちづくりを含めたものにすることで、市民の理解を得られるようにしたい」(以前の特別委委員会)としていた内容です。

 現三河知立駅利用者・・通勤・通学が77%

 現三河知立駅の利用者は、1日平均711人(H25年度)で通勤・通学が86%を占め、その77%が豊田方面への利用者です。影響調査における利用者について、「利用者は最寄り駅が遠くなるものの、概ね知立駅もしくは移設駅から徒歩10分圏に含まれることから影響は少ない」と報告しています。

 駅移設の経済効果・・税収額の増加を期待。

 移設駅の移設時の利用者は、居住者940人、工場従業者660人の1600人を、将来的には1720人を見込んでいます。報告は駅移設に伴い、「将来的な人口増や宅地開発などによる経済の活性化及び税収の増加を期待し、『まちづくりの起爆剤』となるメリットが大きいと評価」してます。

 駅移設を契機に、まちづくりを進める。

   報告は、「駅移設時に解決できる課題と将来のまちづくりを含めて今後解決を図るべき課題がある」とし、「駅移設を契機に将来的計画を立案し、まちづくりを進めることが必要である」とし、山屋敷町、山町、牛田町の各一部地域の「まちづくり基本構想図(検討素案、左図)」を明らかにしました。構想は幹線道路などの整備構想を盛り込んでいます。市は「基本構想」について、「地域住民が検討するためのたたき台であり、何ができ何ができないのか話合っていく」と説明しました。

 えっ! 行程計画・財政計画は出せない!

 

    =高木まんが=せっかく早起きしたのに〜

 

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