市政の動き−議会報告

【14.08.28】《9月市議会》大規模災害に備え、消防団条例を改正:消防団OB中心に機能別分団の創設へ。

 定員30名、3班(10名編成)避難所・自主防災会等を支援。

   改選後の市議会の会派構成は、表②のとおりです。9月市議会は、表③の会議日程で開催されます。ぜひ市議会の傍聴に足を運んでください。9月議会に向け開催された各派代表者会議で、市は消防団を中心とした地域防災力の充実強化に関する法律の施行に伴い、知立市消防団に機能別分団を創設するとし、9月議会に消防団条例の改正を提案すると説明しました。

 機能別分団とは。

   新たに創設される機能別分団は、従来の水害や火災に対する活動を主とした消防団活動ではなく、地域の防災組織との連携強化を目指すものです。団員は、現消防団員と同等の活動ができない消防団OBを中心に構成し、定員30名、指揮者の班長1名、団員29名3班(各10人)で編成します。
 大規模災害などの非常時に避難所・自主防災会等での支援活動に必ず出動することを義務付けています。避難所の情報伝達支援、自主防災会の住民支援、防災協定を締結している自治体が大規模災害にみまわれた時、先発派遣を任務とします。平常時は、消防団入隊団式・出初式への参加、自主防災訓練への参加を任務とします。
 分団員の募集は、市内の消防団OBを中心に10月から行い、15年4月1日に創設するとしています。

 分団員の待遇は。

 消防団員の報酬は表①のとおりです。機能別分団員の報酬は班長が年額1万8千円、団員が1万5千、1回の出動につき2千円を基本にしています。退職報奨金はありません。
 生業を持ちながら消防団の活動を行うことは、市民の命・暮らしを守る使命感及び家族の理解がないとできません。

    =9月定例市議会、会議日程(案)=

 

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