市政の動き−議会報告
【14.10.16】《がんばっています日本共産党！》介護・子育て・少人数学級など市民要望を議会へ届け、全力・・９月議会
介護保険：要支援者のサービスはずしやめよ、チェックリストの乱用は大問題
来年４月改訂の介護保険制度では、要支援者へのサービスのうち、通所介護と訪問介護は除外になります。これらは、「総合支援事業」とされ、ボランティアやＮＰＯに任せていくというもの。今より安上がりにする狙いです。果して、そのような受け皿があるのでしょうか。現在の専門家によるサービスを維持すべきです。 市は、３年間の猶予期間に検討すると言い訳しました。また、正式の介護申請に変え、簡易なチェックリストを使い、介護をなるべく受けさせない仕組みも大問題です。日本共産党は介護を希望する人への介護申請を保障すべきと要求しました。
子育て：国基準より低い学童保育施設・・「猶予期間を待たずに増築」と答弁
来年度実施予定の、子ども・子育て新制度は、就学前の子どもの教育・保育施設等の運営基準の条例化を市の義務としました。学童保育では、これまで施設面積の目安であった「１人当り１・65�岼幣紂廚鮠鯲磴把蠅瓩泙靴拭Ａ�築が遅れている豆の木クラブ（知小）や子どもが増えているつばさクラブ（来迎寺小）では１人当り１�屬砲眛呂�ません。日本共産党は、猶予期間（５年）を待たずに増築をと要求。市もこれを認めました。また、指導員の資格について、２年間の経験と市の研修を受ければよいと、現水準を下げる内容です。専門性を重視すべきと要求しました。
35人学級：教育長＝来年度、５年生まで拡大・・「優先順位高い」と逃げの答弁＝市長
市長は、「行き届いた教育のため少人数学級は大切。市で進めていく」と、一期目からマニフェストに掲げ、小学３・４年生を市単独で実施。ところが、議会で市政会（自民）から何度も「市単独の35人学級は問題」と追及され、昨今、弱腰の市長です。
９月議会、日本共産党の質問に、教育長が「来年度、35人学級を５年生まで一歩進めたい」と答弁。しかし、市長は「子育て支援の優先順位は高い」との答弁にとどまり、昨年に続き、逃げの姿勢でした。少人数対応の市採用教員は、13年度は６人、14年度は４人です。15年度、５年生まで実施すれば５人で可能と答弁。やる気の問題です。
ひどい：障がい者扶助料に年齢・所得制限とは
来年4月、障害者扶助料が改正されます。障がい者の皆さんは、６カ月に一度の手当を心待ちにしています。近隣市より少ない金額を引き上げるとしながら、一方で、住民税課税者、並びに障害手帳の交付日が65歳を超えた方は、手当の対象外になります。日本共産党は質疑の上、反対しました。他の会派は質疑、討論もせず賛成しました。
意見書提出：「(仮)手話言語法」早期制定を＝知立市聴覚障害者協会＝
2006年12月、国連総会で「障害者権利条約」が採択され、「手話は音声言語と同様『言語』」と明記されました。日本は今年、批准。一刻も早く、その具体化を進めるため、「(仮)手話言語法」の制定を求める陳情が知立聴覚障害者協会代表、中嶋宇月氏から出されました。市議会最終日、20名近い関係者が見守る中、日本共産党が賛成討論。全会一致で採択し、国へ意見書を提出しました。
昭和グランドの時計：いつまで止まったままなの！
昭和グラウンドの北側中央に設置されている時計は、針がずっと動かないまま。「いつまでこのまま？」と苦情です。日本共産党は、トイレ周辺の改修、ベンチの更新と合わせて、時計も早く設置しなおすよう求めました。
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