市政の動き−議会報告
【14.10.28】《自治体キャラバン》介護・福祉・医療など 社会保障の拡充を。
愛知自治体キャラバン実行委員会が知立市へ要請
10月21日、2014年愛知自治体キャラバン実行委員会が知立市を訪問し、介護・福祉・医療など社会保障の拡充について懇談、要請を行いました。地域の女性団体、市職員労働組合も参加、日本共産党知立市議団も参加し、陳情項目の回答をもとに、活発な懇談が行われました。
乳ガン検診:0・8%の率でガンが発覚。拡充を
席上、保険医協会の医師は「私の経験では、検診を受けた方の0・8%の確率で乳がんが発見された。」知立市は乳がん受診率が少し低いように思うが」と質問されました。市は「市内に乳がん検診を受けられる病院がなく、安城の1病院と検診委託をしているのみ。それが受診率が上がらない理由ではと思っている。今後、検診できる病院を増やしたい」と答えました。
介護保険:年金が少ないと、特養に入れない人も
「特養ホームの建設が予定されている。しかし、年金が少なく、入所困難の人もいるのでは」との心配の声が出されました。市は「新規にはユニット型の特養ホームしか認められず、入所コストも高くなる」としつつ、低所得者の負担について補足給付(軽減)がある。さらに困難な人は生活保護となる」と答えました。
障がい者:障害者サービス、65歳以上でも保証
障がい者は、65歳になると基本的に介護保険の対象になり、障がい福祉サービスが受けられないことに。自治体キャラバンでは「介護保険サービスを一律に優先させないで、本人の意向にもとづいた障害福祉サービスが利用できるよう」要望が出されました。市は、ケアマネや相談支援員が本人の意向を確かめ、必要なサービスを保証する」と表明しました。
就学援助:クラブ活動費、生徒会費等も対象に
親の収入の低い児童生徒への就学援助に、10年度から国が認めたクラブ活動費や生徒会費も対象にと要望。市は検討を表明しました。
声!不安と危険が一杯
=高木まんが=