市政の動き−議会報告

【14.11.27】《生活道路の安全対策》知立小学校周辺の「ゾーン30」指定:予算化したが、県警は消極的な見解!

 西小学校周辺の事業に変更・・約78万円を補正計上(12月議会)

 知立市は14年度予算に、生活道路の交通安全対策事業として知立小学校周辺の「ゾーン30」事業費10万8千円を予算化しました。しかし、愛知県警が知立小学校周辺での事業家に消極的な見解を示すなか、知立市は西小学校周辺での事業に変更。12月議会に事業費の補正予算77万9千円を計上し、当初予算と合わせ88万7千円で事業を実施する計画です。

 「ゾーン30」指定で、速度・通りぬけ抑制

「ゾーン30」とは、生活道路における歩行者の安全な通行を目的に、幹線道路に囲まれた区域(ゾーン)を定めて車両の速度を時速30キロに規制するものです。そのために、道路表示・標識等の安全対策を実施し、ゾーン内の抜け道としての車両通行を抑制します

 知立小学校周辺、規制等あり、断念

   市は当初、知立小学校を含む区域を予定。しかし、愛知県警の見解は、学校周辺道路での時間規制を実施していること、周辺道路は狭く、曲がりくねった道路形状のため、時速30キロ以上のスピードが出しにくいことから指定に消極的あり、市は断念。西小学校周辺に変更しました。

 西小学校周辺を今年度A区域で実施

   市は、西小学校周辺での実施にむけ、宝町及び西小学校に了解を得て、愛知県警本部に指定要望書を提出しました。今回の事業区域は、上の地図のA区域です。愛知県警は3月13日、指定した県下の区域で一斉に「ゾーン30」を施行する方針であり、市は指定を受けた後、この期日に間に合うように対応する(担当者)としています。
 市は今年度、A区域で実施し、来年度以降にB区域で実施したいとしています。
 今回の提案は、予算化していた計画を断念し、区域を変更するものであり、予算化する段階での調査、見通しの甘さが問われる形になりました。

     =高木まんが=ハイ声をそろえて

 

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