市政の動き−議会報告

【14.12.18】 衆院選結果=知立市=

 小選挙区自民党:絶対得票率・24・5%で議席75・25%

総選挙では、安倍政権の暴走と厳しく対峙する日本共産党が8議席から21議席へと躍進。一方、自民、公明の与党の獲得議席は定数の3分の2(317議席)超です。任意を最も反映する比例代表選挙では、自民は80万票減、公明は25万票減、得票率も減らしました。投票率の低さも含め、国民の政権批判が広がった結果です。それでも大きな議席を得たのは小選挙区制の影響。民意が大政党にゆがめられた結果です。  

 知立では自民党小選挙区=全有権者比23%余

   知立市の小選挙区で、自民党は1万2589票、 39・5%を得票しましたが、全有権者比(絶対得票率)ではわずか23・6%です。全国では24・49%で、さらに低い数値です。ちなみに比例代表では自民党は全有権者比20%、公明党を合わせても25%であり、政権与党の支持層のもろさが浮き彫りになっています。
 投票率は全国52・66%で過去最低、知立市では59・27%で、平成8年56・77%に次ぐ低さでした。

 とても大勝といえない、アベノミクス反対52%

 選挙結果を受け、自民党は大勝利で、アベノミクスは「やはり、この道しかない」と言っていますが、実は世論調査では52%が評価しないと回答。国会の中では与党は大きいが、国民のなかでは消費税10%、集団的自衛権行使、原発再稼働、沖縄の新基地建設など、国民の多数(5割、6割)が反対している問題であり、安倍政権に白紙委任をしたわけではありません。数を頼みに暴走政治を続けるならば、国民が許さないでしょう。
これらの民意を尊重すべきです。

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