市政の動き−議会報告
【15.05.25《[ブラックボックス》知立連続立体交差事業の委託事業の契約内容明かせ！
議会での追及にも市は回答拒否・・県に情報開示請求（日本共産党）
日本共産党市議団は５月19日県庁へ出向き、「知立連続立体交差事業における委託事業の内容、契約の内容」について行政文書開示請求を行いました。県の情報公開条例に基づき、県民の「知る権利」から求めたもの。税金４１８億円を使う名鉄委託工事の内容がブラックボックスでは認められません。
名鉄の委託工事：公表は契約業者名のみ
知立連続立体交差事業（高架事業）の実施主体は愛知県、事業期間は平成12年度から35年度までの24年間、総事業費は６１５億円（知立市の負担額は１０７・１億円）という巨大公共事業です。
鉄道高架工事はすべて名鉄に委託、その金額は４１９億円の計画です。工事発注はすべて名鉄が行いますが、入札の詳しい情報（随意契約か指名競争入札か？入札参加者は? 落札率は？）等は不明です。発表するのは入札の結果、契約した請負業者名だけです。ちなみに下図の� 銑�の区間の工事を請け負った業者は下表の通りです。
情報開示はどこまで？「15日以内に回答」と
日本共産党は、入札における詳細な情報の開示は、税金を使う工事だけに公開が当り前と主張。その透明性は国も求める流れです。これにより、事業費の削減につながることも予想されます。市議会で市はかたくなに「非公開の約束がある」と拒否しますが、非常識です。日本共産党は、県に情報開示請求を行いました。県は「15日以内に開示できるか回答」「相手（名鉄）があるので了承のうえで回答」と説明。一刻も早い情報開示が期待されます。鉄道事業者と国の申し合わせ事項「透明性の徹底について」がある中、正面から答えるべきです。
