市政の動き−議会報告

【15.07.27】《視察報告・野洲市》「市民生活相談課」に相談機能を集約:生活困窮者対策などを調査(日本共産党)

 「あなたの悩み、一緒に解決する 方法探します」と相談の呼びかけ

   日本共産党知立市議団3名は7月14日、滋賀県野洲(やす)市の生活困窮者自立支援事業などを調査しました。野洲市は、貧困問題にいち早く取組み、NHKの報道特集で取り上げられた市です。野洲市は「市民生活相談課」にて、市民相談、消費者生活相談、法律相談、税務相談、生活困窮者相談などの相談業務を集約・一元化し、市民のさまざまな相談をワンストップで対応・解決に当たっています。

 ワンストップで相談対応、解決に当たる!

 市民の困窮の始まりは、多重債務・サラ金被害、詐欺など契約被害、家庭内トラブルなど他人には知られたくない、相談しにくい問題が発端となり、生活困窮に陥るなどさまざまです。
 野洲市では「市民生活相談課」(職員9名)を立ち上げ、庁内関係部署・機関などと連携いて、ワンストップで対応。市民に対して、「あなたのくらしをサポートします! 聞かせて下さい、その悩み。話して下さい、その思い」、「あなたの悩み、一緒に解決する方法探します」と呼びかけています。  

 生活困窮者自立支援モデル事業を実施

 野洲市は、リーマンショック後のH23年度から生活困窮者へのパーソナルサポートサービスを、H25・26年度は、国の生活困窮者自立促進支援モデル事業を実施しました。実績は下表のとおりです。
 市役所内にハローワークと一体的施設・やすワーク(写真)を設置。ハローワークの就労支援と市役所の生活支援を一体的に提供し、よりよい就労をめざすとしており、社会福祉協議会による生活資金の貸し出し業務もここで受けつけています。  

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