市政の動き−議会報告

【15.08.03】《議会と懇談・出前講座》市民・市民団体の要請に応じ開催:『議会改革』について懇談(7 / 25)

 知立市議会基本条例第18条で規定・・議会の市民への説明責任を明記

 知立市議会は7月25日午後2時、中央公民館(2階中会議室)において「楽語会」に出前講座を実施しました。議会基本条例に基づき市議会(委員会)が市民団体の要請に応じて開催するものです。今回は「議会改革の状況、課題」が要請テーマで、議会改革特別委員会5名が出席・説明。2時間にわたり懇談しました。  

 出前講座・・市民の要請のもと議会が主催する

 「せっかくの出前講座があるのに多くの市民は知らないのでは。もっと周知を」との意見が出されました。「出前講座」とは、市が主催の生涯学習「まちづくり出前講座」と同様、議会も開催。おおむね10人以上の者で構成された市民団体、グループ、有志などの要請に応じて議会が講師を派遣して開催します。テーマは議会の役割、仕組み、運営、基本条例、議会改革など議会に関することから選択。委員会単位で開催するものです。その際には「併せて市民との意見交換を行うもの」としています。
議会の説明責任を果たす場であり、市民の意見を聴く場としても、有意義です。出前講座をもっとPRをとの意見については、議会報告会の折にも繰り返し説明を行う等としました。

 議場改修に4千万円?一般質問のテーマは?

出席者からの質問、意見の主なものは次の通り。
Q.今年の予算で4千万円以上かけて議場を改修すると聞くが本当にそんなに必要か。
A.議場ができ45年以上経過し、放送設備の老朽化が激しく大改修になる。あわせて、議場のICT化の方向を目指すための環境整備も含む。
 意見として
●議会傍聴によく行くが、一般質問のテーマが重複、会派で調整できないか。
●市長に質問し、最後にお礼を言うのは2元代表制からいって変ではないか。
●「検討」との答弁が多いがその後どうなったか分らない。
●自由討議が不十分では。
●議会のICT化が本当に必要か・・・等、活発な意見が出されました。

 議会改革のランキング知立は全国第32位に!

  日経グローカルは全国813市区議会を対象にしたアンケート調査結果から「議会改革度ランキング」を発表。知立市議会は昨年は32位。一昨年の131位から大幅に跳ね上がりました。公開度、住民参加度、運営改善度の偏差値から総合順位を出しています。これがすべてではないが一つの評価を受けたものです。「知立市議会の評価が上がったことはよいこと。市民にPRした方が良い」と意見が出されました。さらに、「委員会の議員間自由討議はもっと活発に」との要望も出されました。

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