市政の動き−議会報告
【15.09.24】《９月市議会》知立駅南土地区画整理事業（6.8�如烹唄�、２期に分けて整備する方針だが
１期地区整備にとどめ：拠点施設を含めた第２期は中止を（日本共産党）
市は知立駅南土地区画整理事業を、第１期地区、第２期地区（下図）に分けて整備する方針です。平成35年度完了の鉄道高架事業の事業効果をあげため、第1期地区の区画整理事業で図の�｜領�南北線と図の�Ｃ領�環状線を高架完了に合わせ整備・接続にむけ、Ｈ28年度の事業認可・事業着手の計画です。日本共産党は９月議会、駅南区画整理事業は第1期地区整備にとどめ、図の��南北線は県事業での整備及び第２期地区の区画整理事業中止を提案しました。
当初計画８０億円が⇒概算で１００億円に
知立駅南区画整理事業は、平成10年に都市計画決定され、区域面積６・８ha（うちブラザー精密工業用地１・７ha）、土地所有者数66名です。当初の総事業費は約80億円を計画していたものの、今日では「概算で１００億円」（市答弁）と事業費が跳ね上がっています。第１期地区、第２期地区に分け事業化する方針ですが、各地区の事業費は示されていません。
第１期（３・３ha）整備にとどめるべき
市は今年、区域内の地権者へのアンケートを実施。「早く事業化して欲しい」「夢のようなまちになりそう」などの意見がある一方、「暮らしに不都合がないので整備は不要」「住宅地として閑静な環境を維持してほしい」などの意見が寄せられました。
日本共産党は、この地域は一度区画整理を実施しており、行政主導の再区画整理をする必要があるのかと疑問を呈してきました。９月議会では、第１期地区の整備にとどめ、２期地区で整備する南北線は県事業で実施すべきと提案。市は「県事業を含め、検討したい」と答弁しました。
第２期は、南北線：拠点施設整備が目的
第２期地区整備は、区域内の南北線整備、区画整理区域内面積の約半分を占める大型工場用地を活用した大型拠点施設整備です。この地域は、第２種住居地域に指定されており、工場建て替えはできません。将来も現在のまま工場として存続して行くのか、別の土地利用を選択するのか、企業に委ねるべきです。
日本共産党は、２期地区整備をやめ、開発は企業でやるべきと提案。市は「第２期は大型施設を含め、何も決まっていない」と答弁しました。
