市政の動き−議会報告
【15.10.26】《西中遺跡群》荒新切遺跡「遺跡公園」の基本計画（案）が発表される
パブリックコメントを実施：古代に思いを馳せ、ぜひご意見を
猿渡川とその支流である吹戸川に挟まれた西中町荒新切地域（下図）には、荒新切遺跡（約３０００�屐傍擇�10ヶ所もの古代遺跡が点在し、「西中遺跡群」と呼ばれています。日本共産党は、いち早く「遺跡公園」化を提案。市は「知立市荒新切遺跡保存用地整備委員会」を立ち上げ、「遺跡公園」化を検討。今回、基本計画（案）を発表し、市民の声を反映するためのパブリックコメントを10月16日〜11月15日間で実施。計画（案）の概要をお知らせします。
公園のコンセプト整備の基本方針
公園のコンセプトは、「荒新切遺跡は弥生時代中期、古墳時代中期の異なる時代の遺跡が埋蔵保存され、周辺には縄文時代から中世に及ぶ各年代の遺跡が分布している。荒新切遺跡公園は猿渡川両岸の一帯に育まれてきた郷土の歴史を後世に伝える拠点として整備し、遺跡の見学に留まらず、当時の生活体験や地域行事など、多様な活動が可能な空間」とするものです。
公園整備の基本方針は、
�‐�来の調査に備え、盛土で遺跡保全することを前提として、復元展示する。
�⇒省�な構造物を極力廃して当時の雰囲気を伝えるとともに、（景観に配慮し）公園からの見晴らしを確保する。
�３銅錣粒萋阿暴斉陲紡弍�できる開放的な空間とする。
�ぐ篝弉鮴發簑慮灰廛蹈哀薀牘娠弔鮖戮┐襯椒薀鵐謄�ア人材の育成・サポート体制の構築に努めるとしています。
やよいゾーンをシンボルゾーンに設定
公園には、◆住居跡の復元展示などで弥生時代の集落の雰囲気が感じられる「やよいゾーン」◆古墳時代の住居を知り、生活ぶりを体験できる「古墳ゾーン」◆歴史イベントなどに活用できる「つどいの広場」（上図）を設定。「やよいゾーンは猿渡川両岸に育まれてきた郷土の歴史を後世に伝える付近一帯のシンボルゾーンとする」計画です。
パブリックコメントであなたのご意見を
多くのみなさんのご意見で、より良い計画となり、早期整備が実現するようパブリック
コメントに応募しましょう。
基本計画（案）の閲覧は、図書館、歴史民俗資料館、市役所３Ｆの行政資料コーナー、
市ホームページでできます。ご意見は、�〕絞愴峭罍苅沓押塀蚕衂塒廖吠顕讐殃顕戎橋酬犬蠅△討僕港�、��FAX：0566・83・6675でもできます。お問い合わせは、知立市歴史民俗資料館内の文化課文化振興係（TEL:83・1133直通）にしてください。
