市政の動き−議会報告
【15.10.26】《自治体キャラバン》介護・子育て・医療など
介護・子育て・医療など社会保障の拡充を要請
10月20日、2015年愛知自治体キャラバン実行委員会が知立市を訪問し、介護・子育て・医療など社会保障の拡充について懇談、要請を行いました。地域の女性団体、市職員労働組合も参加、日本共産党知立市議団も参加し、陳情項目の回答をもとに、活発な懇談が行われました。
介護保険:施設に入れない等困っている人が多い
参加者の一人は、他界した祖母の介護で大変お世話になったと感謝の言葉をのべつつ、「施設に入れない、利用料が上がり困っている方が多い」「介護保険の利用料が高く、結局は家族が見ることになる」「子ども達の家を転々するケースもある」「せっかくの介護保険、使いやすいものにしてもらいたい」との意見をのべました。担当課長は「特定給付の制限(による負担増)、2割負担は国の制度で(軽減は)難しい」。地域支援事業で多様なサービスをやっていく」と答弁しました。
また、H29年度に要支援者への訪問介護・ディサースがなくなり地域支援事業になる、「自分の夫は要支援2でその時は79歳、日常生活でみんなとふれ合うことは人間として大切、予防を含め具体的中身で安心できると示して欲しい」と訴ました。担当課長は、「(現行サービスは)みなし事業で保障される、なくなることは一切ない、(ボランティアなどの)地域力が育つまでは放ったりしない」答弁しました。
メガネ等を就学援助に・・地域型保育で格差は
経済的に大変な家庭の小中学校児童を支援する就学援助制度について、「メガネ、コンタクトも対象にして欲しい。勉強するのにメガネは欠かせない」との意見がだされ、教育委員会は、「頭に入れておきたい」と答弁しました。
保育問題では、「地域型保育が始まる、保育の格差が出ないようにして欲しい」との意見に、市は
事業者と話し合っていく、保育料は市の保育料と同じ」と答弁しました。
国民健康保険:子どもの均等割額軽減を
医療では、「国民健康保険の保険者支援金の増額分で子どもの均等割額を軽減をすべき」との意見がだされ、市は「直ぐ当てていくとはならないが、今後の検討課題となる」と答弁しました。
=中学生議員:がんばる=