市政の動き−議会報告
【15.11.02】《子育て支援 の新制度》愛知保育キャラバンが知立へ:保育士、母親など市と懇談(10/28)
子ども・子育て支援は「市の責任でしっかり進めて」
10月28日(水)午後2時、愛知保育キャラバンが知立市を訪問しました。今年度、子ども・子育て支援新制度では、保育分野への株式会社参入を認められましたが、保育関係者の熱い要望の中、児童福祉法第24条1項の市町村の保育実施義務が残りました。席上、今後の知立市の対応や、保育行政への要望について懇談しました。
懇談では、保育所など入所に関し、新制度では市が保育の必要性の認定を行うとしています。保育の実態はどうかなど意見が出されました。日本共産党市議団も同席しました。
育休中の上の子の保育園・・3歳児以上のみ認定
Q.第2子以降の出産後に、現在保育園に通っている子どもについては、育児休職中も継続して入所 できるのか。3歳未満児であってもなれた保育園に行かせたい。
A.基準では3歳児以上は入所できるが、3歳未満児については、産後6か月以内に限るというも の。
※継続入所が必要な人は認めてほしいとの要望でした。県下で稲沢市など6市が規定を見直され、 行く行かないは保護者が選ぶこととなっています。(いいね!)
乳児も障がい児保育を・・入所基準表で除外
Q.障がいを持つ子どもの保育は3歳児以上のみ認定している。なぜか。働く必要があるのに入所で きず困るのは、私だけではない。要望されるお母さんにぜひ、答えてほしい。
A.現状では難しい。検討すべき課題ではある。
※認可外保育園でも実績があり、公立でこそやるべき。 子どもにとって集団の中で育つ環境が大切。 市内1カ所でも受入れてほしい。
待機児童数と解決策は:ゼロ・1歳児で12名小規模保育事業で解消
Q.知立市の保育所待機児童は現状何人か。その解消に向けた対策はどうか。
A.待機児童はゼロ歳児2名、1歳児8名。他に2歳児も7名いる。28年4月より、認可外保育園の2 園が、小規模保育事業に移行することにより、待機児の解消を図りたい。
※ちなみに、小規模保育事業へ移行予定は、さくらんぼ保育園、華の子保育ランドの2園です。
認可外保育園はその他に、ハレルヤ愛児園、ピノキオ、まこと保育園があります。
=「陳情書」を、議長あてに提出=