市政の動き−議会報告
【16.01.25】《昭和交番⇒廃止しないで》関係地区の区長が署名の呼びかけ・住民の期待受け１・2月中に実施
昭和１〜９丁目、八ッ田町、牛田町：関係区長総意で存続署名の実施を確認
１月15日、区長会が開催されました。終了後、昭和交番廃止問題について関係地区13人の区長が協議し、存続要望の署名活動を行うことを全員で確認しました。準備でき次第各区、２月29までに署名を集めて提出することとされました。ある町内では、さっそく回覧板で「組長が署名で回るのでよろしく」と呼びかけています。廃止の理由を並べられても、交番は地域の安心、安全に欠かせません。
市、議会、区長次は住民署名で
昨年９月14日、安城警察署から昭和交番を平成29年３月で廃止したい旨の話が市と議会にありました。「とんでもないこと」と議会は９月議会で意見書を議決し、愛知県並びに県警本部に提出。その後、11月16日には、市長、議長、関係区長らが県・県警本部に出向き、昭和交番損属の要望書を提出、知事、県警本部に存続を訴えました。知立団地周辺住民はこぞって、廃止反対の声をあげています。市、議会、区長の要望書などに続き、次は区長を先頭に地域住民の署名活動が始まろうとしています。
交番があるからこそ犯罪が抑止できる
愛知県警が示した昭和交番廃止の理由は何でしょうか。
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��関係地域は犯罪が少ない
�Ｃ�田交番が近いので統廃合して機能強化する
等が伝えられています。
しかし、住民は「交番があるからこそ犯罪が抑止できる」「納得できない」というのが一致した意見です。
重原駐在所の廃止から11年。また、廃止とは
市内、重原駐在所が消えて11年、関係住民の復活要望の声は今も強く上がっています。そんな中、さらに昭和交番廃止のニュースに住民は「また廃止か」と怒りの声をあげています。
愛知県下では、知立市の犯罪発生率は常に上位にあります。市内には４千人をこえる外国人が居住し、全人口の中の比率は約６％と県下高位であり、とりわけ昭和地区は40％に迫る比率です。高齢化率も26・６％と高まり、独居高齢者も増える状況です。発砲事件も記憶に新しく、地域から交番が消えたらどうなるのか、地域住民の不安が高まるのは当然です。
交番配置の充実こそ
県警本部は一方で県下の交番配置の公平性を主張し、統廃合を進めようとしていますが、不足する地域での増設こそ推進すべきです。
