市政の動き−議会報告
【16.01.29】《駅周辺特別委》三河線の新駅はH32年度に供用開始：駅北再開発事業の計画変更を報告
三河線仮線工事はＨ31年度〜32年度実施・再開発の住宅棟は21階建て高さ67・１ｍ
知立市議会は駅周辺特別委員会を１月22日に開催し、市より駅周辺整備事業の進捗状況の説明を受け協議しました。
市は鉄道高架事業について、「Ｈ27年度の事業費30億円を見込んでいたが、国交付金が十分確保できず15億円に減額、市負担金も６・８億円を３・37億円に減額した」と報告。委員の「交付金が減り、事業への影響は」の質問に、市は「Ｈ28年度に計画の駅部の仮線切替は完了できる」と答弁しました。
駅部等の高架本体工事Ｈ29年度に着手の計画
鉄道高架事業は現在、駅部及び本線の仮線工事がすすんでいます。Ｈ26年度は仮線仮ホーム２番、３番（三河線）への切替が完了、Ｈ27年度は4番（三河線）、５番（名古屋方本線）への切替が完了予定です。Ｈ28年度は６番（豊橋方本線）切替を実施し、駅部・名古屋本線の仮線工事をすべて完了します。Ｈ29年度には駅部・本線の高架本体工事に着手する計画です。
三河線の高架本体工事
日本共産党の「三河線の仮線工事は何時実施するか」との質問に、市は「Ｈ27年度に新駅、事業区間延長の事業認可申請した。認可が下り次第、用地交渉に入り」「Ｈ31年度〜32年度に実施する予定」と答弁しました。また、三河知立駅を廃止し、竜北中の隣接地に新駅をつくりますが、仮線敷設後に新駅を供用開始する計画です。また、三河線の高架本体工事は、Ｈ33年度着手の計画です。
当初17階建て29億円が、21階51億円の再開発に！
知立駅北地区再開発事業（敷地面積3222�屐砲蓮■�23年度の推進計画では住宅棟17階建て、約29億円の事業費を見込んでいました。その後の事業計画では、資材等の値上がり及び免震構造の採用、基本設計の変更により19階建、事業費50億５千万円へと変更。さらに、20階建てに変更しました。今回の事業変更では21階建て、事業費51億６千万円に変更。住宅は107戸（108戸から）、商業床は2000�屐�1900�屬�ら）、駐車場は200台（204台から）へと変更しました。
日本共産党の「当初権利者22名のうち地区外転出者は」の質問に、市は「５名が金銭清算で転出」と答弁。また、「商業床はすべて権利床で賃料は月額坪１万円位」と答弁しました。日本共産党は賑わい創出を目的とした再開発であり、「借り手がつかないことのないように」と指摘しました。
＝安全は、大丈夫なの？＝
