市政の動き−議会報告
【16.03.31】《３月市議会》「保育園に入所できない」などであなたも不服審査請求できます
国の法改正を受け、市が行政不服審査会を設置
３月議会で知立市行政不服審査法施行条例を可決・成立しました。市民が市の行政処分、例えば保育所入所を認めない決定などに対して、決定が不当として、市長に決定見直しの審査請求ができるものです。国の法改正を受け、新たに第３者委員会である知立市行政不服審査会を設置、４月１日施行です。
行政不服審査法を50年ぶりに全部改正
行政不服審査法による行政不服審査制度は、違法又は不当な行政処分（決定）に関し、国民がその見直しを求め、行政処分をを下した国及び市町村などに不服を申し立てる手続きのことです。税、社会保険など、原則、全ての行政分野が対象とされています。
法は50年ぶりに全部改正され、制度の�仝�正性の向上、�∋箸い笋垢気慮�上、�９駝韻竜澪兌蠱覆僚室臓Τ搬腓鯡榲�に改正されました。
公正性の向上のため不服審査会がチェック
現行制度（上図左）では、行政処分した者が審査することができ、審査・裁決が歪められる可能性がありました。改正後（上図右）は、利害関係のない審理員（１名）が請求人及び処分者の主張を公平に審理し、市長などに審査員意見書を提出します。市長は、審査意見書をもとに裁決し、行政不服審査会に諮問します。行政不服審査会は、諮問の妥当性をチェックし答申します。市長は審査請求人に裁決について通知します。裁決に不服がある場合は、新たな証拠資料などを提出し再審査請求ができます。
３ヶ月以内に市へ審査請求ができます
市の行政処分が違法・不当であるとの市民の不服審査請求について、市は総務課で受け付けます。不服申立期間は３ヶ月以内です。知立市行政不服審査会は委員は３名（任期２年）で構成され、税理士、弁護士、市職員ＯＢに委嘱するとしています。
＝目黒区に不服審査請求＝
