市政の動き−議会報告

【16.04.11】《H28年度建設へ》南中学校弓道場建設費を予算化:弓道部員数は50名前後と活発

 厳しい環境でも、ひたむきに練習・今後の更なる活躍が期待される

   知立市は平成28年度、知立南中学校に弓道場を建設します。市内3中学校で唯一、弓道部があるのは南中学校、しかし、専用の弓道場はありません。創部9年を迎えるなか、待望の弓道場が実現します。弓道場建設について、日本共産党・高橋憲二議員(当時)は、平成22年3月議会及び平成24年6月議会で弓道場の早期建設を提案しました。

 3人立ちの射場と的場:予算は2143万円

 弓道場は、3人立ちの射場と的場を設置し、施設規模は全長32・8m、巾約7・2m、射場から的場まで28mを予定しています。予算は、設計費等と建設費で2143万8千円です。担当課は、できるだけ早く発注し、完成させたいとしています。

 厳しい環境のなかでも有段者が誕生

   弓道場がないなか、部員数は毎年50人前後と活発な状況です。練習は週1回(土)、福祉体育館弓道場、知立東高校の弓道場を借りて行ってきましたが、思い通りに練習ができない状況です。部員・関係者たちは、「古い畳」を使って手作りの練習場、「巻きわら」(写真)での実射練習に励んできました。厳しい環境のなかでも、有段者が誕生してきており、本格的な弓道場ができれば、今以上の活躍が期待されます。

 部員たちのひたむきな熱意が実りました

産党の弓道場建設の質問に、「将来的には南中に弓道場を設置していくが、部活が活発化してくれば設置の機運が高まる」「実施計画(23年度)に盛り込むよう提案したが・・・残念ながら不採択になった。今後とも努力していく」(当時の教育部長)と答弁しました。  
 今回の予算化は、弓道場がないなかで入部し、ひたむきに練習に打ち込んできた部員たち、
支えてきた先生・関係者の方々の熱意が実ったものです。

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