市政の動き−議会報告
【16.05.04】《西中遺跡群》荒新切遺跡公園基本計画を策定：郷土の歴史伝える拠点として整備
自然景観を生かしたゾーン設定・古代の生活体験プログラムを検討
猿渡川とその支流である吹戸川に挟まれた西中町荒新切地域（下図）には、荒新切遺跡（約3000�屐傍擇�10ヶ所もの古代遺跡が点在し、「西中遺跡群」と呼ばれています。市は３月に荒新切遺跡公園基本計画を発表しました。担当部長は３月議会、日本共産党の質問に「概算事業費５千万円でＨ28年度に測量、Ｈ29年度設計、Ｈ30年度工事」をしたいと答弁しました。日本共産党は、いち早く遺跡公園化を提案していました。
計画のコンセプトは多様な活動できる空間
計画のコンセプトは、「荒新切遺跡は弥生時代中期、古墳時代中期の異なる時代の遺跡が埋蔵保存され、周辺には縄文時代から中世に及ぶ各年代の遺跡が分布している荒新切遺跡公園は、郷土の歴史を後世に伝える拠点として整備し、遺跡の見学に留まらず、当時の生活体験や地域行事など、多様な活動が可能な空間」と設定。
公園のゾーニング（上図）は、「やよいゾーン」「こふんゾーン」「つどいの広場」からなり、循環式トイレ、洗い場（水飲み場）の設置を検討。専用駐車場は設置しない方針。
火おこしなどの体験・荒新切遺跡公園まつりも
体験プログラムは、
�［鮖砲鮹里蝓�学ぶきっかけとなるプログラム。
��現地の景観、地形を生かしたプログラム。
��市民参加、地域連携、施設連携
などのバックアップ体制の整備を目標としています。
計画プログラム（下表）は、居住空間体験、火おこし・火もやしなどの体験プログアム、遺跡ガイドボランティア養成講座、市民・施設・学校連携プログラムとして、荒新切遺跡公園まつり（仮称）などを検討するとしています。
