市政の動き−議会報告
【16.05.04】《八ッ田小通学路》牛田町尼子田地内の開発道路:ガードレール等で安全対策を!
両側田んぼでのびのび通学路だったが、今は駐車場と開発住宅の道路の狭間に
土地の有効活用と言えば聞こえはよいが、田んぼを埋め立て住宅開発などがあちこちで進み、子どもたちにも影響が出ています。牛田町尼子田では田んぼの中の通学路が、開発された住宅を囲む道路と拡張された会社の駐車場のフェンスにぴったりと挟まれる形に変わりました。現在は工事用に設置された移動式の柵がありますが、撤去されたら危険になります。関係者の中で議論になっているようですが、住民は心配でなりません。
212人の児童が通学、保護者から要望上がる
左図は住宅開発が完了し、道路が市へ寄付されたため、市道・牛田町66号線として認定した道路です。矢印は通学路です。
日本共産党の市会議員に「住宅ができ道路が立派にできたが、子どもたちの通学路が安全か心配」「できればガードレールをつけてほしい」と訴えがありました。さっそく早朝、通学時間に現地を調査。現在は工事用の柵があり、通学路用のグリーンベルトがありますが、幅も狭く不十分です。まだ住宅に入居した人は少ない中でも通行する車はあり、見守り隊の人から「道路へ出ちゃダメ」など声がかかります。猿渡川にかかる通学橋を通る児童は学校側の話では212人と大勢です。
地域住民の声なら対応・市当局が見解示す
日本共産党は調査をもとに市の土木課に対応を申し入れました。「丁字路にはカーブミラーを設置してある。通学路の安全対策として地域要望として区から出してもらえれば対応したい」と回答しました。
声・就学援助の対象は?