市政の動き−議会報告
【16.05.18】《知立市議会》第17回議会報告会で14人が意見提出、11人が意見発表
地震はどこも起きる、対応は。市長退職金ゼロ公約への議会の責任は
知立市議会主催の第17回議会報告会が5月7日開催、54人が参加しました。第1部は市議会の3常任委員長が3月定例会の中心点を報告。第2部は市民との意見交換をおこないました。意見交換会では、熊本地震との関連で防災対策への取り組み状況、大型事業の中での財政問題、上重原北部区画整理事業、昭和交番廃止問題など14通の意見提出があり、11人が意見を発表しました。寄せられたご意見をお知らせします。
市民から寄せられた主な意見の要旨
◆熊本地震があり、その前は東日本大災害も発生しています。日本のどこでも起きる可能性があると思いますが、対応は。
◆南海トラフ巨大地震に対する、特に避難所の運営、救援物資のスムーズな調達、配布方法は。
◆大地震が発生した場合、知立市、市議会としてどのような取り組みをするのか。
◆議会報告会開催自体は大変評価しますが、(当局提案に)ほとんど賛成されている。市の対応で満足という評価でしょうか。
◆議会をIT化することと議会改革は関係ないのではないか。改革で市民との意思疎通を図ると常々表明していますが、現在の到達点は。
◆議会報告会の参加者数の減少はなぜか。市民の無関心か、報告会のアピール不足か、今後の対策はどうか。
◆18歳選挙権について、市の方針や啓発活動、若者へのアプローチの仕方などは。
◆市長の最大の公約は「退職金を受け取らない」ことであると私は考える。毎年度500万円弱のお金が退職手当組合に支出されている。大変貴重な財源支出が継続することに対して、2元代表制の一方としての議会の責任は看過できない。
◆昭和交番廃止についての署名が、関係地区の区長の呼びかけで7212署名が集まりました。今後、交番存続の活動をどのように実行するのか市議会に問います。
◆知立団地の公衆トイレを整備して欲しい。
◆駅周辺整備事業などの大型事業のなか、駅南も西新地再開発もあり、市の財政は大丈夫か。財政的裏づけを示すべきでは。
=上重原北部区画整理事業=