市政の動き−議会報告
【16.05.18】《指定金融機関》市は「議会議決を経て指定できる現在は岡崎信用金庫と契約(3年間)」
知立市指定金融機関、平成20年より3行の輪番制からコンペ方式に変更
市民から、知立市の指定金融機関の指定について日本共産党に質問が届きました。地方自治法は235条で、指定金融機関について規定、都道府県は指定義務、市町村は任意としています。とはいえ専門性の高い公金取扱いは、ほとんどが指定金融機関に委ねています。方法は自由、知立市は平成20年より3行コンペ方式に切り替え、今期、岡崎信用金庫と契約しています。
県下34自治体が1行契約知立は今後もコンペ方式
知立市の年間総予算は381億円余です。この公金の収入と支出を指定金融機関が取り扱っています。
平成20年より、従来の3行輪番制から3行コンペ方式に変更、「今後も継続、少しでも有利に契約したい」(議会答弁)としています。契約期間は過去、2年間から5年間など変遷がありましたが、26年7月1日から3年間。「今後も3年間で腰を据えてやっていただく」(同)としています。
AM9時〜PM5時。正規職員2名。年額260万円
現在の契約内容は、市役所指定金融窓口の開設時間をAM9時〜PM5時まで(その前後は職員が対応)。
また、窓口配置の派遣職員は正規2名。人件費負担は年額260万円、口座振替手数料は1件10円(税抜)、その他リリオ出張所への集金業務も行うものです。
次期コンペは28年秋頃
契約銀行はこれまで同様、岡崎信用金庫、碧海信用金庫、三菱東京UFJの3行のコンペ方式で決める予定です。次期は29年7月1日から3年間。コンペは今年秋頃には実施され3月議会に提案の運びです。市はそれに向け、「公金管理研究会」を開催、副市長、会計管理者、企画、総務、市民、保健福祉、上下水道の各部長と教育部長が参加。契約にあたっては、情勢の細かな把握が必要です。
市民から、疑問の声があがることがないよう、中立、公正を期すことが求められます。
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