市政の動き−議会報告
【16.05.29】《あいち平和行進・２０１６》核兵器廃絶のねがいをつなぎ、6月3日知立から刈谷へ歩こう
オバマ米大統領27日、初の広島訪問：被爆者の声を聞き、核廃絶の一歩を
、58年目の平和行進が今年も５月６日スタート。東京夢の島から、原水爆禁止世界大会が開かれる広島に向かいます。６月３日には、行進団が知立に到着。午前９時半、市役所で出発式が行われ、10時、行進団が刈谷市役所に向けスタートします。今年は、米大統領が伊勢志摩サミットの機会に広島を初めて訪問、核廃絶の新たな一歩になるのか注目される中での平和行進です。１歩でも２歩でも参加をと呼びかけられています。
全国１万Ｋｍの幹線コースを約10万人が行進
平和行進は58年目を迎えます。「二度とヒロシマ、ナガサキを繰り返すな」と、核兵器を廃絶をかかげて、全国47都道府県、延べ１万�劼魴襪�11の幹線コースに約10万人が参加し、草の根の国民的運動です。あいち平和行進は39コース、７０４�辧∈鯒�は約７千人の参加でした。
「原爆の火」をかかげ子どもにも伝え・歩く
被爆地広島の焼け跡で、わずかに燃え残る火を身内の形見として持ち帰り、大切にした人がいました。後に「原爆の火」と言われ、その火はランプにともされ、平和行進団の先頭に掲げられます。
今も核兵器１万６千発。核兵器廃絶は世界の多数
世界には、１万６千発の核兵器が配備、貯蔵され、世界の平和と安全、人類の生存を脅かしています。ウクライナやイラク紛争、北朝鮮の核実験強行など、核大国を巻き込んだ緊張の激化や軍事紛争には核兵器使用の危険が感じられます。核による破局の危険を根絶するためにも、「核抑止論」でなく、国際政治を核兵器廃絶にむけた実効ある措置に踏み出させることが強く求められています。特に、人道的視点から完全廃絶を求める「人道的影響」共同声明は、国連加盟国の８割に達し、昨年の第70回国連総会で３分の２を超える国が法的に禁止することに賛成。賛同しないのがアメリカ、ロシアなど、わずかな核保有国です。だからこそ、平和の原点から、草の根の世論を広げることは有意義なことです。
知立市長も広島を見て子どもたちの派遣も
オバマ大統領が伊勢志摩サミットの機会に、広島訪問を決めたことに、核廃絶への第一歩となると、期待が広がりました。知立市は平和都市宣言をしています。ぜひ、子どもたちの広島派遣も行い、実効あるものにしたいものです。
