市政の動き−議会報告
【16.10.18】《10月5日〜11月2日》知立市公共施設等総合管理計画：パブリックコメントで市民の意見募集
計画期間Ｈ29〜68年度の40年間：整備費用額７５５・８億円と試算
知立市は今後、公共施設が老朽化し、更新にかかる財政負担の増加が危惧されるとして、経営的視点から市有財産の有効活用を図るため、「知立市公共施設等総合管理計画」素案を発表。市は10月５日〜11月２日間、計画に対するパブリックコメント（意見募集）を実施。市ホームページ等でできます。詳しくは市の財務課にお聞きください。以下、計画の概要です。
対象は公共施設インフラ資産
計画の対象は、学校・保育園等の公共施設で70施設224棟及び道路、橋りょう等のインフラ資産（上表）です。計画期間は、Ｈ29年度〜Ｈ68年度までの40年間と長期にわたり、10年ごとの見直しを基本に施策を実施ずるとしています。
公共施設及びインフラ資産の整備実績から将来の更新等の費用を試算した結果、今後40年間に必要な整備費用は約755億円、年平均の整備費用額は約18・９億円と試算。過去の整備実績は年平均で約11・９億円であり、実績比で年７億円の財源不足になるとし、今後、普通建設事業費などの削減が避けられないとしています。
管理に関する基本方針
◆公共施設の基本方針は、
�〇楡澆諒９膕修砲茲訶�正な保有量実現と新たな賑わいの創出
��計画的管理による長寿命化及び省コスト化
�４洩穎�携、広域連携の視点に立った施設整備及び施設運営。
◆インフラ資産の基本方針
�…梗�命化、維持管理水準の見直しにコスト縮減
��発注方法の見直しによるコスト縮減
�Ｍ�用状況が低下した施設の縮小、新規整備の見直し検討を方針としています
計画推進の考え方
◆計画推進の考え方は
�〆８紊凌邑�推移や現状の公共施設の量から判断して施設保有量を増やさないことを基本方針にしています。
��知立駅連続立体交差事業などの大型整備事業のピーク後に、公共施設等の老朽化対策に重点的に投資をしていく必要があるとしています。
�７弉菘�に建替える施設と長寿命化する施設に分類し、建替える施設は複合化や民間ノウハウ等の活用し、維持管理も含めて効率的かつ効果的な整備を行うとしています。
公共施設等総合管理計画等のもと、公共施設の再編、統廃合及びＰＦＩ等の民間活力導入による施設建設・維持管理などで西尾市、高浜市では大問題になりました。日本共産党は、整備の具体化時には厳しくチェックしていきます
