市政の動き−議会報告
【16.11.04】《知立市上下水道事業審議会》下水道使用料値上げを答申
知立市の下水道普及率は61・６％・・・・愛知県平均76・５％を大幅に下回る
知立市は今年３月１日に、「下水道使用料の改定について」知立市上下水道事業審議会に諮問しました。同審議会は10月26日、市に「下水道使用料値上げ」を答申しました。市は答申を受け、12月市議会に条例改正を提案するとしています。以下、改正内容についてお知らせします。みなさんのご意見をお寄せください。
Ｈ29年度から１㎥１10円、年間４０００万円値上げ
審議会答申は下水道使用料の値上げについて、「やむを得ない」と結論付け、表�，里箸�り改定、「Ｈ29年４月から適用する」としています。現行の基本使用料10㎥まで７００円を、基本使用料７００円、１〜10㎥までを新たに超過使用料の対象としました。各超過使用料の値上げ幅は１㎥10円です。表�△六藩竸緡綿婿藩冦組羈咫幣暖饑波瓦�の金額）です。市は値上げで、約４千万円の増収を見込み、その財源で約１haの下水道整備が可能であり、下水道普及率を0.1％向上できるとしています。
値上げよりも㎥一般会計繰入金の増額を
Ｈ27年度末の下水道普及率は、全国平均で77・８％、愛知県平均で76・５％。知立市は61・６であり、大きく水をあけられているのが実態です。知立市は、境川流域下水道区域（表��）でワースト１の普及率です。一般会計からの１人当り繰入額は、近隣市並みとはいうものの、市が掲げるＨ30年末までに普及率70％達成は繰入金の増額なくしてできません。しかし、答申は「一般会計からの繰入金抑止」も値上げの根拠としています。とんでもありません。
