市政の動き−議会報告
【16.12.15】《切実な陳情が8件》脅かされる介護・福祉・医療 など・生活守れの陳情8件、市民が提出
医療・介護の一体改革のなか、社会保障充実求め奮闘(日本共産党)
12月市議会に8件の陳情書が提出されました。愛知自治体キャラバン実行委員会、新日本婦人の会知立支部、愛知保育団体連絡協議会どの陳情は、介護・福祉・医療の予算やサービス縮減に反対し、18歳までの医療費無料化推進、後期高齢者医療の保険料軽減、介護や看護、また保育所で働く労働者の賃金、労働条件改善を求める切実なものばかりです。陳情を受けた市民福祉委員会では、冒頭、陳情者が陳述、また数多くの傍聴者が訪れ、注目される中、日本共産党は採択のため奮闘しました。審議の結果、各委員の表決は下表の通りです。採択と決した陳情は2件。可否同数で不採択になった陳情は、最終本会議での結果が注目されます。
「市議会の意見書に値しない」と非常識発言
医師・介護師・介護職などの夜勤交代制労働の労働環境を改善を国へ要望する意見書提出の陳情に、「市議会の意見書に値しない」など提出者に失礼な水野議員の反対意見には傍聴者はあぜん。また、石川議長宛に提出されている陳情に、「宛先のない陳情は本来受け付けるものでない」(石川議員)と言う場面も。任意予防接種の「おたふくかぜ」「ロタウィルス」「子ども・障害者のインフルエンザ」などに市の助成を求める陳情に、「予防にまさる治療なし」と池田福子議員は奮闘しました。
可否同数が2件
結果は可否同数、委員長の賛成で採択となりました。一方、保育士の賃金、配置基準の改善を求める陳情は可否同数でしたが委員長の反対で不採択に。最終本会議での採決が注目されます。