市政の動き−議会報告

【16.12.28】《12月議会で可決》任意予防接種助成、介護士勤務環境改善保育士賃金・配置基準改善など3陳情

 社会保障改悪反対、福祉医療充実:国民健康保険改善等5陳情不採択

   12月市議会に提出された陳情は8件。12月22日の本会議では、任意予防接種への助成実施・介護従事者の勤務環境等の改善・保育士の処遇改善を求める3件の陳情を採択しました。社会保障改悪反対、福祉医療充実、国民健康保険改善などの5件は否決。市政会と民友クラブはすべてに反対しました。日本共産党は、国民にとって切実な陳情すべてに賛成し、全力をつくしました。

 保育士処遇改善:本会議で逆転採択に

   保育士不足が問題となり、早急な改善が求められる中、陳情第32号「国に対し、保育士の賃金と配置基準の改善を求める意見書の提出を陳情書」(上表)への市議会の対応が注目されていました。委員会審査では、賛成、反対が同数となり、委員長(公明党)の反対で不採択に。しかし、本会議では議長を除く19議員で採決し、賛成10、反対9で逆転採択となりました。日本共産党は採択された3件に対して、賛成討論に立ちました。

 日本共産党のみ賛成・・反対会派の討論なし

   不採択になった5陳情は、いずれも私たちの生活に関わる陳情です。日本共産党はすべて賛成し、陳情25・26号に対しての賛成討論にたちましたが、他会派はいずれも討論せず反対しました。
 陳情第25号の要望項目は、
◆社会保障の予算削減、制度改悪による国民へのサービス削減、負担増の中止。
◆介護保険充実、更なる改悪の中止(要介護1、2のサービス取上げ等)。
◆子ども医療費無料化を18歳まで拡大、自治体実施の福祉医療制度への罰金中止(全国知事会などが要求)。
◆後期高齢者医療の低所得者への軽減特例の廃止の中止(愛知県後期高齢者医療広域連合議会が存続求める意見書提出)。
◆障害者・児が24時間365日、地域で安心して生活できる「くらしの場」の選択、グループホーム整備等です。
 暮らし守る当然の要望に、なぜ反対なのでしょうか。

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