市政の動き−議会報告
【17.03.10】《ミニバス改善》75歳以上無料化の予算を計上:総合公共交通会議設置を条例化
知立駅で一旦下車、次便発まで寒空の下、外で待つのはつらい
ミニバスの年間利用者数は29万人超と、市民の交通手段として無くてはならないものとなり、より一層の充実が求められています。2017年度予算には、10月から75歳以上無料化のため252万円(半年分)を計上、知立市総合公共交通会議の条例化も提案されました。会議には、ミニバスの一層の充実・改善の検討を期待したいものです。
利用者の声に応え早期改善すべき
ミニバス利用者から、改善要望がでています。結節点の知立駅に到着すると、一旦、バスを降りなくてはならず、「冬の寒空の下で待つのはつらい」「何とかできないの」との改善の要望が上がっています。
上表は、同じコースを乗り継ぐ場合の待ち時間を表にしたもので、黒の太枠は25分以上の待ち時間です。寒風のなか25分も待つのは、高齢者のみならず大変つらい状況です。バスは利用者を降ろし、一旦、車庫へ戻ってしまいます。運転手を交代させることで、利用者がバスを降りずに済む対策を速やかに講ずるべきです。
コース乗り換えは待ち時間が多く困難
各コース間のネットワーク形成は大きな課題です。コースを乗り換え、目的地に行くには、待ち時間が1時間以上などと大変使い勝手が悪い状況です。この乗り換え問題を改善し、より使い勝手の良い、喜ばれるミニバスへの改善が待たれています。