市政の動き−議会報告

【17.03.24】《本当にいいのか》公立保育所:主任保育士の必置義務外す。設置する・しないの基準なし

平成29年度逢妻保育園の主任を廃止:「主任の役割軽視」と反対[日本共産党〕

 3月議会に知立市保育所条例の改正が提案されました。
現条例第4条1項で、保育所に主任保育士を置くとしています。それを1項から外し、新たに2項として「保育所に主任保育士を置くことができる」と任意で置けるものにしました。日本共産党は、保育内容に責任を持つリーダーでもある主任の役割は大きいと廃止に反対しました。  

重大・・主任保育士の仕事は幅広く大変

 知立市には公立10園、私立3園、小規模保育所2園があります。主任保育士がすべてに配置されています。その仕事は多岐にわたります。主任会議にて意思統一を図り、園長の補佐、保育士のフォロー、保育内容の向上実践、地域との連携など幅広くリーダー的役割をに荷っています。主任保育士を置かなくてもいいとなれば、それらの仕事は、園長、保育士たちが肩代わりせざるを得なく、本来の保育という職務が全うされず、結局は一番の主役である園児にしわ寄せがおよびます。本末転倒です。

 「園児数が少ない」「園の意見も尊重した」

 今回、逢妻保育園は主任保育士を置かない結論を出しました。委員会で課長は、第1に「園児が少ない」、第2に「若い保育士が年齢差のある主任と一緒だとストレスを感じる」と答弁をしました。とんでもありません。 園児が少なくても基本的な仕事は同じです。園児が少ないというなら待機児問題解消にむけ、3歳未満児を受入るべきです。また、職場の人間関係は相互理解を深め解決すべきですであり、主任保育士を置かない理由にはなりません。

    =消費生活センター設置=

 

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