市政の動き−議会報告
【17.06.23】《6月議会補正予算》ミニバス購入費2556万円余・・初めての中型バス(61人乗り)
イエロー・5コースの満車状況の解消へ:年間延べ8万5千人余の利用客に対応
知立市議会6月定例会に提出された補正予算に、ミニバス運行事業・自動車購入費2,556万8千円が計上されました。イエロー・5コースでは、座席が11であり9時台、10時台は満車。障がい者でも座れない状況があり、転倒の危険も。日本共産党が改善・提案してきた中型バスが実現します。定員61名、座席24の中型バスと答弁しました。
高齢者や障がい者が多く利用、座席増は必至
現在のイエローバスは座席数が11、立ち乗り24、定員は36人です。高齢者、障がい者、しかも病人が多く乗るのが実情で、11の座席を譲り合うといっても無理です。通院も買い物も午前中に出かけるため、9時台、10時台は混みあいます。定員の多いバスに切り替え、座席数を増やすこと、中型バス化が課題でした。これまでの議会答弁で、5コースなら道幅も確保できるので可能としてきました。走行10年経過のバスが2台あり、補正予算では、その内の1台を中型バスに切り替えるもの。 座席数は24、立ち乗り36人、運転手席含めて61人定員となります。
中型バスの運行は来年4月からの予定
バスの仕様は基本的にこれまでと変わりません。乗降口の高さは35センチ以下のノンステップ車、
車いすは1台分固定でき、座席はすべて前向き、料金箱は運転席の横に設置されます。利用者から、「最後部席の中央は、ブレーキがかかると前のめりになり、転びそうで怖い」と意見が出ています。これについて市は「承知している。安全対策を考える」と答弁しました。
中型バスの入札は議会終了後、7月に実施、イエローバスのラッピングまで含め年度内には完成させて納入してもらう予定。新車の運行スタートは、H30年4月としたいと答弁ました。
バス買い替えの計画:残る4台も順次進める
今回のバス購入には宝くじ協会の1千万円の補助をあてます。今後、H19年度購入のミニバス1台と、平成23年度購入の3台の更新時期を迎え、買い替え計画が急務です。副市長は「何しろ安全が第一であり、計画的に進めていく」と表明。