市政の動き−議会報告
【17.07.28】《申請できます》認知症も精神障害者保健福祉手帳:チェックリストで確認、相談を。
知立市:認知症で手帳交付は4人。市は窓口、ケアマネによる周知を。
知立市は要介護認定者へ、確定申告のための障害者認定書を発行していますが、障害者施策の福祉タクシー券などの支援はありません。要介護認定の認知症の人は、症状により精神障害者保健福祉手帳の交付される可能性があります。知立市では、H26年度〜今日まで認知症の4人が手帳交付を受けました。しかし、認知症の人の家族、ケアマネジャーなど多くが知らないのが現状です。市は周知に努めるべきです。
手帳取得で様々な支援受けれます
精神障害者保健福祉手帳1・2
級の人は、次の支援があります。
◆障害者福祉タクシー券を申請により、月3枚、年間36枚の交付を受けることができます。
◆後期高齢者福祉医療(65歳以上)、精神障害者医療(65歳未満)の対象となり、医療費が無料になります
◆手帳の等級区分に関係なく、ミニバス料金が本人と付き添い者1名が無料となります。その他の支援もあります。
チッェックシートで複数該当者は申請を
左のチェックシlトは、厚生労働省が都道府県に通知した精神障害者保健福祉手帳の等級判定基準(能力障害1級の状態)で、8つのチェック項目です。この項目の複数該当者は、手帳を交付される可能性があり、かかりつけ医又は指定医に困っていることをメモなどで具体的に伝え相談し、診断書を書いてもらいましょう。市窓口(福祉課)で申請書をもらい記入、申請書、診断書、本人の上半身の写真(1年以内に撮影)、印鑑を持って申請、又家族、医療機関関係者が代理申請ができます。
認知症は手帳の対象関係者への周知を
認知症が手帳交付の対象であることは、意外と知られていません。日本共産党は、長寿介護課、福祉課窓口、在宅介護支援センター及びケアマネージャーへ周知するとともに、医療機関への周知を提案します。