市政の動き−議会報告

【17.10.30】《衣浦東部広域連合》H28年度の火災等の出動は21,766件:知立市は2,680件、1日当たり7.3件

 防火水槽耐震化率の向上が課題:5市平均47・53%、知立市は38・46%

   衣浦東部広域連合のH28年度決算額は、歳入63億5308万円、歳出61億2015万円。歳入の83%を5市拠出の分担金・負担金で総額52億7464万円、知立市負担分は6億8841万円でした。歳出の主なものは、消防ポンプ者など7台を購入・更新、知立署の高規格救急自動車、はしご自動車各1台が更新されました。消防指令システムが高機能消防指令システムに更新・強化されました。

 知立市の救急発生件数・人口比で3・72%

 H28年度の火災、救急、救助の発生件数(表1〜3)は2万1766件、一番多いのが救急の2万1468件です。知立市は2680件、1日当たり7・3件の出動、人口比で3・72%と5市のなかで一番少ない件数でした。 
 救急・救命の要は的確な救命措置と医療機関との連携です。監査意見書では、「救急救命士の計画的な養成、救急隊員の専門的知識・技術の修得及び医療機関との救急教育体制の充実・・・救命率の向上に努めている」と評価していますが、一層の向上を期待したい。  

 防火水槽耐震化率・知立市は2番目の低さ

 H28年度決算は、防火水槽の設置数及び耐震化数を報告しています。耐震化は、各市の経費負担で実施されます。耐震化率が最も高いのは、碧南市、刈谷市の52・1%、5市平均では47・53%です。知立市は平均以下の38・4%と遅れいているのが実態です。南海トラフ巨大地震が心配されるなか、水道管路の耐震化の促進とあわせ、防火水槽の計画的な耐震化が課題です。  

=小選挙区制の害悪=

 

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