市政の動き−議会報告

【17.11.20】《市民福祉委員会》東京都練馬区の「地域猫活動」を視察:「まちの環境施策で動物愛護ではない」

 公認ボランティア55グループが活動:制度開始〜2563頭の去勢・不妊手術

 知立市議会市民福祉委員会(7名)は11月1日、東京都練馬区の地域猫活動について視察・調査をおこないました。昨今、知立市内において、飼い主のいない猫(野良猫)による糞尿等の被害・苦情があり、有志グループによる地域猫活動が行われています。委員会は先進都市を調査し、行政の対応、支援の在り方を学び、今後に生かすことを目的に視察しました。日本共産党佐藤議員も参加しました。

 地域猫活動とは何か・・練馬区の定義

   野良猫と地域猫の違いは、野良猫は飼い主のいない猫全般をいい、地域猫は飼い主のいない猫のうち、地域の理解の下で被害対策なども含めて適切に生態が管理され、地域住民との共存が図られている猫のことです。練馬区の地域猫活動の定義は以下の通りです。
|楼茲陵解と協力のもとで活動する。
去勢・不妊手術を施して、これ以上猫が増えないようにする。
手術で1代限りとなった猫について、エサの管理(周辺地域から猫を集めないような管理的給餌)やトイレの設置などにより、被害をできるだけ減少させていく。
そ仍困反靴燭蔑入がなくなった猫たちを徐々に減少させる活動。

 野良猫対策は「まちの環境」施策

   練馬区は飼い主のいない猫をめぐる地域トラブル(糞尿、泣き声、無責任な餌やり等)への苦情が年400件位あり、H19年度に猫対策検討会設置。H21年6月〜活動地域の町会・自治会等の了解を前提に登録ボランティア制度の創設、登録ボランテイア向けの去勢・不妊手術費助成制度(メス1万円、オス5千円)等による事業を開始。担当者は、「野良猫対策は『まちの環境問題』の施策であり、『動物愛護』の施策ではない」と強調し、「登録ボランティア制度は地域環境の改善のための活動」と説明しました。登録ボランティア制度は、一定の条件(練馬区在住、成人2名以上での活動等)を満たした人を公認ボランティアに認定(原則1年、更新可)。認定ボランティアには練馬区保健所から承認書とボランティア証(顔写真入り)が交付されます。担当者は、「区が公認することで、地域のため活動する人と認識され、地域の協力(餌場の確保、募金等)を得ることもでき安心して活動ができる」と説明しました。H28年度は55グループ・165人が120地域で活動(上表)、事業開始から2563頭へ手術を施しています。

  知立市の対応は

 市は知立市内の地域猫活動を市施策として、どう位置づけ、支援をしていくのか不明です。熱意と善意のボランティアに真摯に向かい合うべきです。

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