市政の動き−議会報告

【18.01.19】《平和宣言のまち/知立》「北朝鮮はミサイル飛ばさないで」「米国や日本は挑発やめて」中日新聞(1/12)声欄 知立市11歳

 平和都市宣言を生かすまちづくりを・・小中学校での平和教育は重要な課題

1月12日の中日新聞の声の欄に、(愛知県知立市)11歳の小学生が投稿していました。タイトルは「ミサイルを飛ばさないで」というもの。「このままでは北朝鮮はもっと世界から憎まれ、いいことなんかないと思う」「米国や日本は北朝鮮を挑発するのをやめて」という内容です。政府は問題解決に、憲法9条の立場で武力や威嚇を排除し、話合いでの解決に全力を挙げること及び、核兵器禁止条約に署名・批准し、唯一の被爆国として、核兵器廃絶のリーダーシップを発揮すべきです。

 知立市平和都市宣言:「国際社会を導く」と明記

   新聞投稿者は、「北朝鮮の軍事行い」「米国や日本のちょう発」の悪循環を危ぐし、北朝鮮、米国や日本に自重を求め、平和を強く希求しています。知立市は平和都市宣言のもと、小中学校での被爆体験及び、戦争体験者の話を聞く会などの平和教育に取組んでいます。今回の投稿は、子どもたちのなかに平和への確かな思いを育んでいると感じさせるものです。
 知立市は核兵器禁止条約が歴史上初めて採択された今こそ、核廃絶のため「国際社会を導く役割を果たさなければなりません」(宣言)と明記。政府に対して、条約への署名・批准を求めることや一層の平和行政・教育の推進が大きな課題です。広島・長崎の平和記念式典等への派遣事業は有意義なものとなるでしょう。ぜひ、事業化すべきです。 

 「核抑止力論」破綻告白・・・9条こそ最大のシェルター

 核兵器禁止条約採択に貢献し、ノーベル平和賞受賞の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の事務局長が来日、安倍総理への面会を求めたが拒否されました。総理は「核抑止力論」批判を恐れたのでしょうか。1月にリリオホールで石破茂元地方創生相の「地方創生」の講演があり、知立の「かきつばた」などの地元資源の売りについて面白可笑しく話し、会場を沸かせました。一方で「北朝鮮の核ミサイルから身を守るため、核シェルターが有効、持っている人は」と問い、「日本は設置率が低い」「補助制度をつくる」と述べ「核の傘」は無力と告白、「核抑止力論」は破綻しています。
 参加者から「核のない世界の実現、戦争放棄、軍隊を持たない、交戦権否認の憲法9条こそ最大のシェルターと叫びたかった」との声が寄せられました。

    =ミサイルは飛ばさないで=

 

=知立市平和都市宣言=

 

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