市政の動き−議会報告

【18.01.26】《教員の多忙化解消》30年度〜水泳・陸上記録会(小学校)、 朝部活を中止(中学校)=市教委=

 教員の過労死ライン超など解決へ前進:スポーツ庁を動かした世論

 学校の運動部活動が教員にとって大きな負担になっているとの認識が広がり、ようやく国が動き始めました。スポーツ庁は、中学部活の活動時間は「平日2時間、休日は3時間程度」と上限を設定し、休養日は「週2日以上」等の指針案を発表。知立市の教員は28年度11月調査で月80時間以上の時間外勤務が中学では46%、県平均38・9%を超える実態。日本共産党市議団は解決の要は部活動の改善と提案してきました。  

 朝部活は効果が疑問、睡眠不足等で授業にも影響

 教員のいわゆる時間外勤務は教員組合も取り上げ、市議会では日本共産党市議団が早くから改善を求めてきた問題です。国は昨年、日本共産党・田村智子参院議員の質問に対し、「我が国の教員は諸外国に比べて課外活動の指導時間が長く、負担に感じている教員がいることを承知」と答弁し、調査研究を始めました。愛知県でもプロジェクトチームで研究され、部活動の休養日のルール化の必要性や専門の外部指導員の活用等が提言されました。

 教職員の多忙化が授業研究の時間を奪いかねない

   月100時間を超える教員が小学校で6人、中学校で20人との調査結果は驚かされました。文科省は、「教員には教えることに集中できる環境が必要であり、勤務時間の短縮が大切」との考えを示し、やっとそこまできたのかとの感です。そして、スポーツ庁が発表したのが、部活動の活動時間、休養日の見直し(前述)です。これらは解決へ向けた喜ばしい前進です。新たに始まる小学校の英語の教科化なども、新たな多忙化にならないよう、専科教員を配置すると言っています。

 水泳・陸上記録会、朝部活の中止を保護者に通知

知立市教育委員会は昨年末、保護者へ、◇小学校で行われてきた水泳・陸上記録会と、◇中学校で行われている朝部活を30年度から、実施しない(中止)と通知しました。学校教育課長は「現在まで、継続を希望する電話とメールがそれぞれ1件あったが、全体として理解が得られたと考えている」と述べています。教員の働き方改革として、十分な説明が必要です。

 市教委独自に教員の働き方改革の検討を

  全国では様々な取り組みが検討されています。
ゞ侈鎧間の管理として、タイムカードや公務支援システムを使う、
夏休みなど長期休業期間中に、学校を閉鎖するを設ける対策などがある。
すでに60・2%の小中学校で導入(予定含む)という。知立市教育委員会にも新たな対策検討が求められます。 中学校での少人数学級の進め方も、「持ち時間が増え多忙化する」からダメでなく、それを打開する方法などさらに工夫をすべきです。

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