市政の動き−議会報告

【18.02.13】《いつまで続く待機児童》H30年2月時点の待機児童56名昨年を上回り、市は必死の対応。

 年度当初の待機児童どこまで増えるか・・3歳未満児の受入限界はいよいよ明白

2018年度、保育所の入所人数の見込みが発表されました。同時に、入所希望が果たせなかった「待機児童数」も明らかにされました。全体に定員枠に余裕があるものの、3歳未満児は受入れが限界で、待機児童が集中、56名の待機児童となっています。中でも1才児が47名と最大です。市は一時保育枠9名分を一般定員枠に入れ替える措置を取りましたが追いつきません。  

 兄妹別々の保育園に。入園できただけでも?

兄妹一緒の保育園入所は困難かもと言われてきた人は、「やっぱり」と肩を落とし、「自転車通園で別々の保育園はとても大変」「職場を変わるしかないか」とまで追い込まれています。いずれにしても働く母親の増加に追いつかない施設不足が問題です。

 56名の待機児解消には1園増やすしかない

市の子ども課は入所希望者の配置、振り分けに必死です。3歳未満児の入所枠を9名増やしましたが、焼け石に水の状況、まずは逢妻保育園での3歳未満児保育30人〜40人の実施を急ぐのが先決です。少なくとも方向性をしっかり示すことが市民の安心につながるものとなります。決断を求めたい。  

 株式会社の認可外保育所が進出の動き。保育の質は。

 現在、株式会社設立の3歳未満児の認可外保育事業の進出がうわさされています。待機児童の一定の受け皿になる可能性があります。しかし、カラ喜びはできません。保育士の配置基準、施設基準など明確になっていないため、保育の質の点で、市民(子ども)に公平に質の良い保育を保障できるのか問題となるでしょう。知立市には認可外保育事業への補助制度があります。市が今後、補助事業の中で適切に指導監督ができるかどうか責任が問われます。

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