市政の動き−議会報告

【18.03.02】《3月市議会》予算規模375億6410万円(前年比0.4%増)過去2番目規模予算を上程

 一般会計237億5500万円(前年比3・1%増)くらし・福祉・教育の新規予算わずか

 知立市の18年度当初予算は、第6次総合計画の実現や人口ビジョン・まち・人・仕事創生総合戦略の推進に向けた事業に向け、限られた財源での「有効利用」「優先順位」を強調。市長の自助、共助の掛け声ばかりが大きくなります。予算規模は一般会計、特別会計、企業会計総額375億6410万円で16年度に次ぐ「過去2番目」ですが、市民が過去2番目に暮らしやすくなるのか問われることになります。

 駅周辺の諸事業、18年度では約29億6千万円

   左表の黒枠は駅周辺事業並びに関連する事業費です。主には前年度からの継続事業で完了するまで続くもの。「調査事業」「認可申請費」は事業開始で予算は今後膨らみます。特に西新地地区土地利用計画調査事業はこれまでも議論されてきましたが、再開発事業となれば100億円事業、公費補助も多額となるので、一息つく間もありません。「100年に一度の大事業」だからと、まとめて優先事業となっています。その他、花園里線整備は三河八橋駅周辺の区画整理事業に合わせての幹線道路で、豊田市花園から知立に入り、安城市里町へ東進する約10億円の継続事業です。広がる大型事業で、暮し・福祉・教育予算は圧迫され、小学校では老朽化対策がやっとです。

 保育園待機児対策は子育て支援センター引越しで

 18年度当初の保育園待機児童は過去最高で56人。対策を求められ示されたのは、来迎寺保育園内の子育て支援センターの引越しです。空いた場所を0、1歳児の保育室に転用、15名の定員を増やすという苦肉の策です。子育て支援センターは来迎寺児童センターの中に入る計画です。  

 今年は八橋かきつばた祭中止。園整備約1千万円

かきつばた園の花がきれいに咲かなくては観光客に申し訳ないと、今年度は祭りの中止を発表しました。土壌改善、井戸掘削など整備を進める予算です。

    =新教育長人事=

 

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