市政の動き−議会報告

【18.03.12】《控除申告の未提出等で》年金の過少支給(全国で130万人)

 扶養控除申告書=ハガキからA3用紙に・・見落としている人は市の年金係へ相談を

 一定額以上の年金を受取り、所得税がかかっている人は、控除を受けるために毎年、申告書提出が必要です。これまでは往復はがきで、変更がなければ「変更なし」にチェックを入れて返送すれば済んでいました。ところが、今回は、税制改正やマイナンバー制度の導入で、記入方法が複雑になり、A3用紙に記入し、返信する方法に変りました。変更について周知不足もあいまって申告ミスなど続出です。  

 「しんぶん赤旗」日曜版の報道で反響を呼ぶ

「2月の年金額が3万円近く減った。おかしいと思ったらそうだっのか」と新聞記事を見て共産党市議に連絡が。「すぐに手続きをしたら後で戻るそうだ」。このような会話が幾人かとありました。毎年、8月にハガキが来てチェックして出していたのにどうしてややこしいことになったのだ」と怒っている人もいます。

 マイナンバー制度の導入が大きな原因

   ややこしくなった大きな原因は、マイナンバー制度の導入です。ハガキでは書けないほどの記入か所が多く、A3(A4、2ページ)の用紙に変更し、送られてきたのです。「配偶者の区分とか、配偶者の所得を書く部分の間違いが多いようです」と市職員。意味が分からず提出しないという人も多く、マスコミ報道を聴きあわてて市役所へ来たという人が何十人といたようです。様式が変わったことの周知があまりにずさんであったことが明らかに。

 2月の年金受給額が減っていたら市へ

 2月の年金が急に減っていたら未提出が原因と言えます。3月15日まで市役所3階で確定申告受付を行っていますので、そこでも相談、修正ができます。 年金額が、ただですら減らされている今日、手続きを複雑にし、全国で130万人の過少支給などとんでもないことです。

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