市政の動き−議会報告

【18.04.23】《下水マンホール》知立団地の下水が噴き出す:通学時の児童がびっくり

 知立団地・建設50年、下水管も老朽化、遅れる下水道新設と更新の課題抱える。

 4月18日朝、通学時間帯の団地内の歩道にあるマンホールから汚水が噴き出して、住民から日本共産党に連絡がありました。5ヵ所のマンホールから汚水が吹き出し、通行人はびっくり。小学生も登校時間でびっくりです。「昨晩からこうなっているよ」と訴える人も。さっそく市の宿直に連絡、しばらくして下水道課の職員がかけつけました。最近団地内のあちこちで起き、抜本的対策がもとめられます。

 通学の児童たちが立ち止り「なに、これ」と

溢れだす汚水に通りかかる児童たちは傘でつついたり、足を踏み入れたりするので「トイレの水だから汚いよ」と声をかけ静止。汚水は広がる場所が他にもあり、通行人が眉をひそめて通ります。市職員が到着し、赤い三角ポールを立て、さらに知立衛生社が到着し、マンホールから下水管の高圧洗浄を行い、まずは一件落着。

 下水道普及率64%(H28)愛知県下30位と低い

 知立団地は建設から約50年、当初から住宅公団が公共下水道を敷設し、快適な住環境が整備され、知立市(当時は知立町)公共下水道の普及率を一気に引き上げました。しかしその後の普及率はテンポが遅く、平成28年度決算では64%。普及率こき上げを課題としています。ちなみに同年全国平均73,8%。愛知県平均は72,2%。知立は64%で県下30位です。住環境改善のため普及率向上は大きな課題です。

 知立団地は老朽管の更新急げ

 合わせて、知立団地の老朽管の入れ替えも大きな課題、今回のような汚水があふれ出す事態が多くなる中なおさらのことです。
 市は知立駅周辺整備に巨額を投じるため、下水道事業予算は伸びません。これでよいのでしょうか。

 危険な踏切の安全対策を!新入生含め7人が通学

 知立東小学校の新一年生3人が知立団地入口の踏切を通って通学します。電車の本数が多く、通行車両は踏切前に数珠つなぎになります。児童たちは踏切を渡ると、車両の合間をぬって道路を横断し、保護者達はヒヤヒヤで同伴します。踏切内にもっと区分けした歩道がほしいと訴えています。東小学校でも、危険だということで検討しているとのこと。交通指導員さんも早速、踏切脇に立って、児童たちの横断見守りを行いました。

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