市政の動き−議会報告

【18.10.05】まちかど運動教室 きめ細かく設置を

まちかど運動教室に送迎必要では 

  知立市では高齢者向けの介護予防事業として「やるっぴ!まちかど運動教室」が、平成29年度に市5か所の会場で、週1回づつ教室がはじまりました。住んでいる地域に歩いていける教室がなく、送迎をしてほしいと、市民より要求が出されています。日本共産党は9月議会で、誰もが、参加しやすいよう送迎の実施や小学校区ごとに会場設置を提案しました。
 

「やるっぴ!まちかど運動教室は、現在6か所

  平成29年度、「介護予防・日常生活総合事業」(新しい総合事業)がスタートしました。知立市では地域の通いの場の充実を目指して、「やるっぴ!まちかど運動教室」が市内6か所で行われました。この教室は、一般介護予防事業として、高齢者の介護予防や、要支援・要介護認定から自立(介護保険を卒業)した人を対象に継続的に 、週1回の運動を提供することで、筋力の維持・向上による介護予防、重症化予防を目指すことを目的としています。現在、行われている会場は、老人福祉センター(福祉体育館内)をはじめ、会場は左表のとおりです。平成29年度の延べ利用者は3千397人です(中山町は平成30年6月から)。
 講師は、事業委託先事業所(おんじぃの部屋知立)から講師を派遣します。

誰もが参加できるようにきめ細かく設置を

  高齢化が進む中で、健康づくりや生きがいつくりを目的に参加をしたい人も多くいます。しかし、「住んでいる地域には会場がなく、参加できない」と声があります。日本共産党は9月議議会で「自宅から会場までの交通手段がなく、会場まで行いけない。送迎サービスが必要では」と指摘。市は「地域包括支援センター等からも、送迎実施を求める声があった。しかし、介護予防事業のため、送迎を行わず、徒歩での参加を想定」と答弁しました。
 日本共産党は「誰もが、参加しやすくするため、きめ細かく、教室を市が開設すべき」提案。市は「今後、各地に教室を増やしていきたい」と答弁しました。市の計画では、平成30年の目標として、会場を8か所へ増設、延べ参加者数を5千人としていますが、着実な実施が求められます。

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