市政の動き−議会報告
【18.10.22】第14回子ども議会
市内3中学校12人が参加、正副議長を除く9人が質問
第14回「知立市子ども議会」が16日、知立市議会議場で開催されました。市内3中学校から12人が参加、正副議長を除き、9人が一般質問をおこないました。市は2005年から毎年子ども議会を行い、中学生の声を市政に反映させるとともに、行政への関心を高めるため開催。
この間の質問で、図書貸出数5冊を10冊に増加、夏休み期間の中学生のミニバス無料化などの提案が実現しています。
障がいのある方のための施設を
「おばが20年前に交通事故にあい高次脳障害となった」という、知立南中のT議員は、おばを預かってくれる施設がないかと、祖母が何年も前から、安城市や刈谷市に問合せているが、市民が優先と断られ、市内施設は空きがない状況だったと紹介。この体験から、「障がい者施設の新設」を提案しました。担当部長は「高次脳障害の専用施設は県内に名古屋、岡崎、豊橋だけ」とし、林市長は「関係者には申し訳ない。障がい者の相談員を増やしており、いろんな人の意見を伺って行く。安心して生活ができるようにしたい」と答弁しました。
ミニバスの逆回り便を。また、停留所へ電光掲示板を
知立南中のN議員は、「ミニバスをよく乗るが、更に良くして欲しい。定刻に来ない時があり、遅れているのか、行ってしまったの分からない。停留場に電光掲示板を設置し、バスの位置が分かるようにして」と提案。担当部長は「スマホでバスの位置が確認できるバスローケションシステムを検討」と、市長は「電光掲示板は5年後、新たな知立駅になる時に設置したい」と答弁しました。また、「逆回り便の運行」の提案には「費用が倍かかりすぐにはできない」と答弁しました。
SNS、「ちりゅっぴ」活用など、多彩な提案
その他議員の質問は、
◇無料WiFiの設置、SNSを活用したイベント情報の情宣、◇かきつばた、花しょうぶによる知立の魅力発信◇ちりゅっぴグッズの開発・販売促進、◇牛田駅地下道等の整備について、◇移動図書館について、◇ちりゅっぴポストの設置、◇吹戸川再生計画についてでした。