市政の動き−議会報告

【18.12.20】ロタウィルスなど、予防接種の助成を求める陳情、委員会では賛成多数で採択。

予防接種の助成拡大に、市政界、民友クラブが反対

   知立市に「予防接種の助成拡大を求める陳情」は、流行性耳下線炎(おたふくかぜ)、ロタウィルスワクチン接種などへの助成を求めています。新日本婦人の会知立支部代表者の牧典子氏が意見陳述で、「ロタウィルスワクチンは1回1万円で2・3回接種が必要、高額で接種できない人が多い。刈谷市では助成をし、8割の接種率」と述べ知立市での実施」を求めました。
 各会派の対応は、「市民の医療の前進に重要」(立志会神谷委員)、「保育園・小児科医等で必要性ある」(公明党那須委員)と3名が賛成。反対は「副反応が心配。国県の指導に従うべき」(市政会石川委員)、「副作用・財政的な問題がある」(民友クラブ神谷委員)の2名が反対しました。

「待機児童と保育士不足解消を求める陳情」に立志会と市政会が反対。

 国に「待機児童と保育士不足解消を求める陳情」は、待機児童の増加に対し、認可保育所整備等の対策、保育士不足を解消する実効性ある対策を求めています。意見陳述では、愛知県保育団体連絡会の上田千鶴氏が陳述。陳述後に立志会の高木委員は、「保育士不足解消の具体的内容は」と質問。上田氏は「職員配置の改善、賃金引上げも要求して欲しい」と説明。しかし、「具体的対策の表記がない、不同意」(高木委員)と意見表明。「国の動向を見守る」(石川委員)と立志会2名と市政会の3名が反対。公明党と民友クラブの2名が賛成。
 日本共産党の市民福祉委員が病気欠席のため、委員会審査は6名でおこなわれました。

消費税増税中止の陳情 共産党以外が反対、

   国に「消費税増税の中止を求める陳情」では、代表者の中島孝之氏が「増税で不況が深刻化し、低所得者等の市民生活が脅かされる。共同通信の世論調査では反対61・2%」等と述べ採択を求めました。
 しかし、「社会保障財源として必要」(立志会山口委員)、「広く負担することが必要」(市政会山田委員)、「受け入れざるを得ない」(民友クラブ稲垣委員)、「経済対策がとられている。恒久的・安定財源として必要」(公明党杉山委員)と反対を表明し、不採択としました。
 日本共産党は大企業の優遇税制を改め、株等譲渡益に適正課税の実施等で社会保障財源確保は可能と主張しました。

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