市政の動き−議会報告
【19.01.11】公約実現に全力投球 学校エアコン設置、奨学金の拡充
手話言語条例が成立 日本共産党が賛成討論.
12月定例市議会で日本共産党は、福祉避難所の早急な整備、奨学金の充実、学童保育の基準堅持など、市民の目線で一般質問しました。小中学校のエアコン設置に続き、奨学金の拡充へ、公約実現に向けた前進の答弁がありました。
また、「手話も言語」との基本を示し、手話普及や相談体制整備を目的とする「手話言語条例」が西三河初の成立。牛野議員が、ろう者らが見守る中、賛成討論をしました。
学校エアコン設置へ準備進む. 「夏に間に合うか」期待の声
災害級の猛暑の中で行われた、昨年7月市議選。日本共産党の最大公約「小中学校エアコン設置」について9月議会、「2019年度中に全小中学校に設置する」と市長は約束。その後、国の補助金支給が内定し、設置場所の調査などが進めれ、まもなく結果がまとまる予定です。市民から「今年の夏に間に合わせてほしい」と期待の声が寄せられています。
高校奨学金「補正予算で対応する」大学生奨学金創設を「基金の有効活用を検討する」
市の奨学金制度は、経済的困難を条件に高校生に、返還なしの奨学金月9千円を支給します。しかし、定員は1学年9名と狭き門。就学援助を受けている中学生は学年平均56名で、奨学金枠は余りにも少ないもの。佐藤議員は「定員の拡大を」と追及。市は「申請枠を超えれば補正予算で対応」と答弁。高校進学を控えた方は、ぜひ申請してください。
さらに、約4千万円ある奨学基金を活用し、大学生奨学金創設も提案。市は「基金の有効活用ができるか検討する」と答えました。
福祉避難所の早急な整備を問う。
全国で災害が相次ぐ中、知立もいつ大地震が起きるか心配です。とりわけ指定避難所での生活が困難な高齢者や障がい者等はなおさらです。知立市は福祉避難所は10か所あります。市民にはその情報が伝わっていません。
牛野議員は指定避難所からの移送や生活支援体制などを質問。市は「移送は機能別分団を活用。福祉避難所での生活支援は社協登録ヘルパーの雇上げを検討」と答弁しました。福祉避難所は、
日本共産党がいち早く提案、整備を求めてきました。運営について具体的な考えが示されたのは今回が初めてです。
えっ。待機児解消、保育士不足解消のための陳情に反対?
12月議会に提出の右記「陳情」に、立志会(風間、永田、高木、小林、中野、山口、神谷定雄)と市政会(石川、三宅、山田、中島清志)、民クの稲垣の、12議員が反対・否決しました。待機児、保育士不足問題は、まさに喫緊の課題のはず。本会議で討論も行わず、反対したことは無責任です。
市民福祉委員会では、提出者の具体的説明にもかかわらず、高木千恵子委員は「実効性ある対策が具体的に書いてないから」と反対。また、議員提出議案の「保育士の配置基準の改善を求める意見書」では、石川智子委員は「過重労働の対策にならない」と反対。いずれも議員の見識が問われます。
今年もよろしくお願いします。日本共産党知立市議団
皆様のご意見、ご要望をお気軽にお寄せください。