市政の動き−議会報告
【19.04.17】県会議員選挙(4月14日)異例の、市長 新人肩入れの中、現職が激戦を制す
投票率は前回を下回る44・97% 日本共産党は中立、自主投票
4月7日投票の県議選知立市選挙区は、無所属現職の柴田高伸氏が1万3574票を獲得、無所属新人の山崎りょうじ氏の1万823票を上回り、4選を果たしました。投票率は前回の45・63%を下回る44・97%と過去最低でした。選挙戦は「異例 市長が新人肩入れ」(中日)と報じられるなど異様な選挙戦でした。日本共産党は、中立的立場を貫き、自主投票としました。
市民から違和感の声も『市長はやりすぎでは』
前回の選挙は、柴田高伸氏と民主公認の新人、自民党公認の山崎りょうじ氏が戦い、柴田高伸氏が3選しました。中日新聞は、「4年前と異なるのは、今回が無所属同士の一騎打ちなったこと。そして現市長が選対本部長として一方(山崎氏)を全面支援する異例とも言える状況が生じていることだ」と報じました。また、柴田氏支援の議員2名、中立的立場を貫いた日本共産党2名などを除く、立志会7名、市政会4名、公明党2名、正和会1名の市会議員が市長と一体で山崎氏を支援するなど、かってない選挙戦を展開しました。
山崎氏はグランドゴルフの会場や、各町内の行事などに出向き、市長と一体となって売り込む姿に、「市長は中立的立場をとるべきだ」など、違和感を持った市民も多くいました。選挙結果が出た後に、「やりすぎが市民の反感をかった」などの声が出ています。
住民福祉の増進に全力で取り組むべき
当選した柴田氏は、公約として保育の待機児解消、小中学校全学年35人以下学級、日本語指導が必要な児童生徒への教育環境改善(加配教員の増員)などを掲げており、いずれも重要な課題です。今後、県議会で実現に向け、積極的に活動することが望まれます。柴田氏は選挙後、「選挙が終わればノーサイド」(中日、8日付)と語っています。
(コラム)日本共産党の提案実る 八ツ田町のカーブミラーなど
交差点改良がとん挫した八ツ田の交差点に、高根方面から左折する車向けにも役立つ両面カーブミラーに更新されました。以前は右折用ミラーのみで、左折(安城方面)が見通せないとの声が寄せられ、共産党が「両面カーブミラーの設置」を議会で提案。地元にも相談して検討すると約束していたものです。