市政の動き−議会報告

【19.05.14】本村のぶ子衆院議員が知立東小学校を視察

授業見学後、教育長・企画部長と懇談。 「市だけでは困難。国は財政的支援を」

  知立市では外国人児童へのきめ細やかな日本語指導に取り組んでいます。習熟度別授業など先駆的な知立東小学校を、3月7日に日本共産党の本村伸子衆議院議員が視察。現状や課題について校長や教育長、企画部長らと懇談、日本共産市議団も同行しました。共産党市議団は日本語指導教員の増員や「早期適応教室」増設等をこの間、提案しています。

国語・算数は習熟度で、絵など視覚教材を活用

  知立市の日本語指導が必要な児童生徒数は400人(5月1日現在)です。
中でも、多くの外国人児童が通学する東小学校では、学級担任以外に日本語指導教員が9人(県費)と、市費で日本語指導助手1人や通訳・翻訳者2人の他、子どもサポート教員3人が配置されています。国語と算数の授業では、習熟度別クラス(こだま、ひかり、のぞみ)に分け、習熟度別に指導が行われています。また、タブレットや拡大した教科書の文章を黒板に貼るなど「視覚教材」の活用に力を入れた丁寧な指導が行われています。

 本村伸子議員と牛野市議らは1学年、6学年の国語の授業を見学。きめ細やかな指導の実際を視察しました。ちなみに、今年4月から増員された子どもサポート教員2人は、1年生の授業に配置され、担任等ともにティームティーチングを行っていました。

日本語指導「杜若教室」も視察。中学生用の教室も必要

   次に、杜若教室(早期適応教室)を視察。ここでは、初めて日本の学校で学び始める、児童生徒を対象に3か月間、日本語や生活習慣を学びます。市内全学校から通い、2018年度は52人が通室。近年、対象者は増えています。当日は、6人が習熟度別の3グループで学んでいました。指導員から、「進学や生活習慣の事を考えると、中学生用の教室が必要」と意見がありました。今年度から中学校での生活に近づけるため、制服や体操服の着用をはじめました。

日本語指導教員の増員や「児相」にも通訳が必要

 その後、河邊校長、杉浦主幹教諭との懇談では、「教員の数が多く配置されているからこそ、個々に合わせた指導ができる。理科や社会科にも広げたい」「タブレットを活用した授業は有効だが、学級担任にしか配置されず、日本語指導教員にも必要」。その他、「(これまでの経験から)児童相談所へもぜひ、通訳の配置をしてほしい」と、課題が示されました。

市の通訳増員など含め、国の補助金増額が必要。予算確保や国会論戦に生かす

   東小学校見学後、宇野教育長、教育員会指導主事や多文化共生を担当する企画部長、協働推進課長と懇談しました。教育委員会からは、「指導の充実に日本語指導教員の増員は必要。また、杜若教室等への国からの補助金も必要」と話がありました。企画部からは、「現在のポルトガル語での外国人相談員2人(市費)は、相談者の付添で各課へ同行している。一人の対応が30分以上かかることもあり、他の相談者が長く待たされることに。通訳の増員は必要」と現状の説明がありました。
 
 本村のぶ子議員は「国の交付金でしっかり支援できるように調査する。予算確保や国会論戦に生かす」と答えました。

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