市政の動き−議会報告

【20.04.15】3月議会 がんばっています=日本共産党=

温暖化対策「気候非常事態宣言」を提案 県の制度改正で日本語指導教員増員に

  知立市3月定例会で日本共産党の佐藤おさむ議員、牛野北斗議員は、大型事業優 先でなく、暮らしや福祉の充実の市政をと、全力で取り組みました。第2期子ども・ 子育て支援事業計画には、子どもの権利保障やLGBTへの理解促進が盛り込まれ、 2020年度予算では、高齢者ドライバーへのブレーキ等踏み間違え防止装置設置 補助やロタウイルス予防接種補助など、日本共産党の提案が実現しました。また20年度の国民健康保険税は値上げ中止に。

=気候変動は「人類生存」の危機 2050年までにCO2排出実質ゼロを

  地球温暖化などの気候変動は世界的な課題です。対 策には、その原因の一つ、CO2(二酸化炭素)の排出を 抑える取り組みが重要です。日本共産党の牛野議員は、 一般質問で全国で広がる、2050年までにCO2排出実質 ゼロを表明する気候非常事態宣言をすべきと提案。市 長は「危機感はあるが、知立市は緑が少なく、今は宣 言できない」と答弁しました。 また、市はごみ袋を 毎年436万枚余販売しています。「ごみ袋を植物由来 のプラスチック製に替え、焼却時のCO2削減を」と提 案、市は「検討したい」と答弁しました。 この他、リサイクル促進に向け、古紙 等資源回収を行う町内会やPTA等への再生 資源回収報償金の増額も提案しました。

「避難所となる体育館トイレ改善を」 小学生が市議会に初めて陳情を提出

  知立市議会は、八ツ田小学校5年生 8人が提出の「小学校体育館トイレの 改善を求める陳情書」を全員一致で採 択。陳情では、総合学習で避難所につ いて調べたとして、「体育館が避難所 になった場合、小さい子どもやお年寄 り、けがをした人が安心して利用でき るトイレを」と便器の洋式化やバリア フリー化を求めました。市は公共施設 保全計画で体育館改修と一体で洋式化 の方針。しかし、今年の計画改定で、 改修時期を大幅に先送 り。日本共産党の佐藤 議員は「子ども達の思 いに応え、トイレ単独 改修など実施すべき」 と賛成討論しました

=日本語 指導=もとむら伸子衆院議員と連携し改善へ 杜若教室への県運営補助金を実現

  杜若教室は入国して間もない、日本語がわからな い児童生徒が3か月間学ぶ、初期指導の教室です。こ の事業に2020年度、初めて国・県補助金が交付され、 市は指導員を1人増員します。この間、共産党は国の 補助制度活用を求め、文科省、県教委と懇談。共産党 の本村伸子衆院議員は昨年5月に東小学校を視察(写 真)、国会質問でも取り上げ、今回の成果に繋がりま した。また、日本語指導教員につ いて、県は配置基準を改正、1校 当たりの指導が必要な子どもに対 する上限基準を廃止、それにより 209人在籍見込みの東小学校は日 本語教員が、1人増え10人に。

=国民健 康保=基礎課税限度額を 61 万円に引上 げるも、保険税は据え置きに

  立市は国民健康保険 の県域化のもと、保険税を毎年 値上げの方針でしたが、県 18 年 度決算の県剰余金の発生状況等 を踏まえ、 20 年度の国民健康保 険税の値上げをストップしました。日本共産党 は昨年の 12 月議会で 「 県剰余金や基金活用で値 上げの必要はない。消費税増税で市民は大変、 値上げ中止」を強く要求してきました。 国民健康保険は、他の公的保険と比べ、保険 税が高いのが実態です。非正規労働者や高齢者 など、比較的所得が少ない人が多く、重い負担 となっています。

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