市政の動き−議会報告
【20.06.04】2039号 第63 回 平和行進 核兵器廃絶を訴え東京から広島へ 知立・刈谷コース/出発集会で林市長が挨拶
市長や新婦人、医療生協が「平和の思いを届けて」と千羽鶴を行進団に託す
平和行進は、東京・夢の島から被爆地の広島まで核兵器廃絶を訴え全国を行進するものです。6月3日、第63回あいち平和行進知立刈谷コースの出発集会が知立市中央公民館前広場で行われ、林市長や市民など約20人が参加しました。日本共産党知立市議団の佐藤、牛野両議員も参加。市長の挨拶に続き、牛野議員が挨拶。市長や新日本婦人の会や南医療生協知立支部より行進団に折り鶴が手渡されました。今年は、新型コロナの影響で規模を縮小、市内行進は中止され、宣伝カーのみ。集会後、知立団地、谷田西の割り公園をへて刈谷市役所へ向かいました。
平和の思いをつなげる この運動が大きな力に
林市長は出発式の挨拶で「原爆投下から74年がたち、戦争を体験していない世代へ、悲惨な体験を語り継ぎ、平和について考えなければならない」「知立市民の平和への願とともに、この運動が広く世界に届き大きな力となることを確信する」と激励の挨拶しました。
また、「市民の方々の平和の願いがこもった折り鶴を広島に届けてください」と代表団へ千羽鶴と核廃絶国際署名を手渡しました。
平和都市宣言から10年 市民と一緒に行動する
今回の平和行進は新型コロナの影響により、東京・夢の島から目的地・広島まで歩く「通し行進者」はいません。各地域の実行委員会を中心に宣伝カーで移動し、点と点を結びながら、広島を目指す「キャラバン方式」です。
知立市議会議員として、日本共産党市議団の牛野北斗議員が挨拶をしました。牛野議員は、「今年は行進は行われないが、SNSやインターネットを使った平和や憲法を守る運動が若い人を中心に広がっている。コロナで大変な今こそ、平和を守る行動が大切。知立市は平和都市宣言を全会一致で採択して、今年で10年目。平和な社会実現に向け、これからも市民と協働して行動したい」と連帯の挨拶をしました。。
市民 の声 「鶴を折りながら平和を考えています」
集会参加者からも千羽鶴が贈られ、若いお母さんを中心に交流をする南医療生協知立支部の班「つるの会」のメンバーの市民は、「子どもと一緒に折った鶴です。広島までお願いします」と千羽鶴を贈り、「子どもやお母さんと戦争などの話をしている。知立市はぜひ、学校での平和教育を充実させてほしい」と思いを語りました。