市政の動き−議会報告
【20.08.21】20.8.23 ��2049 コロナ対策要望書を市長へ.
西三河感染者合計は４６８人、知立33人。人口10万人換算で45人余と西三河で最多
愛知県の新型コロナ感染者数は８月に入り１５００人を超え、８月15日現在の合計数は３６５８人になり、西三河の合計数も４６８人になりました。感染者が日々増えるなか、８月11日に日本共産党知立市委員会と知立市議団の連名で、林市長に「新型コロナウイルス対策に関する要望書」を提出、懇談しました。ＰＣＲ検査の拡充について、林市長は「かかりつけのお医者さんでできると便利」、国・県に対し、「ＰＣＲ検査の拡大はしっかり言っておきます」と表明しました
要望書の内容、市の回答
要望書は、「新型コロナウイルス感染症の全国的感染拡大は、極めて憂慮すべき事態」であり、「コロナ禍を克服し、安全、安心な社会生活、まともな経済活動を取り戻すことは市民の切実な願い」と指摘し、「国・県はもとより、知立市独自の取り組み」を要望しました。以下、要望内容と文書回答（◆印）の要旨です。
�〇堝盍鏡�者の感染経路の公開を。
◆愛知県から情報提供がなく、ＨＰでの公表ができません。県公表の情報は、ＨＰに掲載しています。
�■丕達匕〆催�の対象拡大を。
◆「愛知県新型コロナウイルス感染拡大予防対策指針」（10月までの計画）は、県衛生研究所、保健所設置市、民間検査機関及び医療機関でＰＣＲ検査を拡充する見込み、ドライブスルー方式の増設が検討されている。
�４�谷医師会や有識者の協力を求めて、対策会議を設置すること。
◆ＰＣＲ検査の対象拡大は、刈谷医師会圏域内のみで検討できるものではありません。
�す顱Ω�にＰＣＲ検査拡大の制度変更を要望すること。
◆全国市長会は重点提言を全国会議員及び関係府省に提出、その実現を要請している。 踏み込んだ回答はなかったものの、市長は懇談の席上、「医療・介護等の従事者が10日に1回、ＰＣＲ検査できるようになると理想的、かかりつけのお医者さんでできると便利」、国・県に対し、「ＰＣＲ検査の拡大はしっかり言っておく」と表明しました。
10万人当り換算の感染者 知立は45・５人と深刻
知立市の８月15日現在の感染者数の合計は33人です。市ホームページによれば家庭内感染などを含め増加の一途をたどっています。西三河の市町の感染者数は表のとおりで、感染者の絶対数では５番目に多い状況。しかし、人口10万人換算での感染者数は45・5人と西三河で最多です。市長の言う「医療・介護等の従事者が10日に1回のＰＣＲ検査」「かかりつけのお医者さんでの検査」を緊迫感を持って、早急に市内で実施できるよう対応すべきです。
8月臨時会で県に「コロナ対策の意見書」提出へ
８月19日開催の議会運営委員会で、８月26日開催の臨時会で愛知県に対し、「新型コロナウイルス感染症拡大防止の強化を求める意見書」を議員提出議案で提出することを全員賛成で決定。意見書は、�仝�が国にＰＣＲ検査の抜本的拡充を強く要請すること。��医療機関等と協力し、検査実施場所を県下各地に設置することなど７項目です。意見書は、日本共産党市議団が最初に意見書案を示し、立志会が補足及び、各会派の意見を集約したものです。意見書提出の緊急性を確認・合意したものです。
