市政の動き−議会報告

【21.05.26】ワクチン 確保状況,市議会災害対策会議で現状などを確認 富士・秋田病院以外の予約は24日から

予約回線の増設や当日キャンセル対応など 日本共産党は報告を受け担当課にヒアリング

   知立市議会は5月18日、各派代表者で構成する市議会災害対策会議をオンラインで開催。冒頭、議会事務局長より知立市災害対策本部(17日)での各種行事の中止や新型コロナワクチン接種の今後の見通しなどの決定事項について報告を受けました。その後、緊急事態宣言発出への対応などについて協議。日本共産党市議団は会議の報告を受け12日、担当課に詳細をヒアリングしました。

6月までに1万4千回余分 のワクチンが市に届く予定

   新型コロナワクチンの高齢者への接種がいよいよ始まります。接種対象となる高齢者は1万5376人でその内65%の接種を目標に準備を進めています。現状では高齢者へはファイザー社製が使用されます。5月2日に知立市に初めてのワクチンが届き、7日より重症化のリスクの高い高齢者施設の入所者から接種を始めています。知立市によると、今後のワクチンの供給量は5月23日までに5箱、6月6日までに7箱が届く見込みで、以降は未定だが、2週間単位で供給される見通しです。自宅で過ごす一般高齢者への接種は5月17日から富士病院と秋田病院での予約を開始、5月24日から接種開始を予定します。また、その他の市内15医療機関の接種は24日に予約開始、6月1日より接種開始です(表参照)。なお65歳未満の接種開始は未定です。

市は予約の混雑を想定 最大12回線まで増設予定

   接種予約は専用コールセンターかインターネットの専用サイトで行います。全国で予約殺到による混乱や通信制限が生じている中、市はコールセンター(NTT)の回線を現在の4回線から、17日に8回線、24日に10回線に増設します。また、最大12回線まで確保できるように工事を予定しています。インターネット予約へのアクセス集中によるサーバー混雑についてもテストの結果、問題はないとのこと。市は混雑回避と分散予約を呼びかけています。

日キャンセルの対応は

 接種日に体調不良等で当日キャンセルとなった場合のワクチンの活用方法も検討が必要です。厚労省はワクチン希釈後の保存時間を常温で6時間としています。市は残薬を廃棄することなく有効に活用できるように各医療機関にキャンセル待ちリスト作成など、当日中に接種できるよう柔軟な対応を依頼しています。

行事の延期・中止を決定

   市は次のように決定。学校運動会は中止又は延期を各校で検討、修学旅行は延期。クリーンサーンデー(6月6日)、よいとこ祭り(8月21日)、盆踊り講習会は中止です。

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