市政の動き−議会報告

【21.06.16】「部活させたい」「アルバム買えない」就学援助家庭の切実な声、届ける〜6月議会一般質問〜

就学援助支給の対象に部活動費(ユニホーム代等)や卒業アルバム代を

   6月7日知立市議会6月定例会で、日本共産党市議団の牛野北斗議員は「子どもに寄り添った教育環境の整備」をテーマに一般質問を行いました。質問の中で牛野議員は経済的に困難な状況にある家庭へ支給する就学援助の対象に部活動費や卒業アルバム代を追加するように要求、市は「今後の検討課題」と答弁するのみです。また、コロナ禍で生活が大変な状況にある大学生・専門学生へ市独自の奨学金を給付するように求めました。

就学援助制度で「教育を受ける権利」を具体化

   牛野議員は就学援助の法的な役割を質問。担当部長は「経済的理由によって就学が困難な児童生徒に市が援助を行う。学校教育法19条に基づくもの」と答弁、対象者は\験菠欷鄒ぢ咫↓⇒彿欷遒暴爐困訥度に困窮しているもの(市民税非課税世帯等)です。これは等しく教育を受ける権利や義務教育の無償を定めた日本国憲法26条を具体化した施策です。

部活動は学校教育の一環

   中学校から部活動が始まり、年度始めに運動部では2万円〜3万5千円のユニホーム代等の部費が必要です。「何とか子どもに好きなサッカー部に入れてあげたいがお金がない」と就学援助家庭の保護者から牛野議員のもとに相談がありました。 牛野議員は「経済的理由で好きな部活動に参加できないことがあってはいけない」と支給を求めました。しかし、担当部長は「援助が部活動に必要か研究したい」と答弁するのみ。牛野議員の部活動の位置づけについての質問に教育長は「学習指導要領に書かれており、教育の一環」と答弁しています。国は2010年に就学援助費目に部活動費を追加、自治体の判断で支給が可能となりました。
 

「買えなかった事でたくましく育つ」と市長発言

   牛野議員は今年、小学校を卒業した就学援助家庭から「アルバム代(1万円程度)が出せず、購入をあきらめた。本当にかわいそうなことをした」との声もよせられたと紹介。「子どもたちの学校での様子をまとめた卒業アルバムは大きな財産だ。経済的理由で買えないとなると子どもの心にも大きな影響を与えるのでは」と、市に卒業アルバム代も就学援助の対象にするように強く求めました。しかし、担当部長は「今後の検討課題」と答弁するのみ。 また、市長は「そのような子はアルバムが買えなかったこと(をバネに)将来たくましく生きてほしい」と、とんでもない答弁でした。「だれ一人取り残さない」と言いつつ、一方でこのような発言はいかがなものか、見識が問われます。

子どもに寄り添った制度に

 傍聴者の感想文に「その子の背景や思いはどこに?」と疑問の声が寄せられました。市は就学援助制度の「学習権の保障」の趣旨に基づき、子どもや保護者の思いに寄り添った制度の改善を早急に行うべきです。

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